Archive for 12月, 2017

西表島の冬のツアーでは生き物もゆっくり動いています。「干潟」で見れる生き物

こんにちは、ガイド飯田です。

 

「西表島ではどんな生き物が見れるんですか?」

そんな質問をよくいただきます。

夏のツアーでしたら、トカゲ、鳥(時にはカンムリワシも!)と小さいながらも

いろんな種類の生き物が出てきてくれます。

ですが、冬のツアーでは、気温が低いのであまり生き物の行動も活発ではありません

冬は、植物や景色を楽しんでもらう感じのツアーになります。

 

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「コメツキガニ」

でも、冬のツアーで唯一、ゆっくり、しっかりと観察できる生き物がいます。

それは、干潟に出現する「ミナミコメツキガニ」というカニです。

 

夏は逃げ足が速い

コメツキガニは、夏にも見かけることができるのですが、

夏は気温が高いので、カニの動きも活発です。

近づいただけで、気配を察知するのでしょう、すぐに逃げてしまいます。

超ビンカンなため、見つけるのにも一苦労。

 

冬は動きがゆっくり

その点、冬は気温が低いので、カニの動きが鈍いです。

逃げようとするのですが、なにせ寒い。

手足が、かじかんでいるのか逃げ足も遅く、

中には逃げずに黙々とエサを食べ続ける強者も出てきます。

 

巨人の脅威

カニにとってみれば、人間なんてとても巨大で凶悪な生き物だろうに、

全然動じない。

食欲が勝っている。

カニもきちんと栄養を取らないと生きていけないので、

わずかばかりの食事の時間は必死のようです。

 

コメツキガニが教えてくれたこと

小さい生き物たちを見ていると

必死に生きているな。

生きることに命を燃やしているな。

なんて感じます。

 

人間に生まれると、なんとなく働いて、

なんとなく食事して、なんとなく生きている。

なんとなくが重なって「生きる」って感覚が薄れてしまっているような気がします。

 

でも、なんとなくでも年はとっていくし、

時間は流れていく。

残された時間は一刻、一刻と少なくなっていってます。

コメツキガニを見ていると、そんな「なんとなく」生きていたら

ダメだな!!!!!

と感じます。

 

日々、少しずつでも「やりたいこと」や「やらなきゃいけないこと」

をしっかりとコツコツとこなしていく。

どこに向かうかはわからないけれど、そんな日々の積み重ねが明日を作っていく。

コメツキガニに学んだ気がします。

 

冬にしかできない自然体験をどうぞ西表で。

 

ガイド飯田(写真/文)

冬の西表島、「ツアーで行く場所の選び方」教えます

こんにちは、ガイド飯田です。

 

冬の西表島は川がおススメですが、

ツアーに参加する時は、ちょっと注意が必要です。

 

それは、「場所」の選び方です。

「場所」の選び方というと、「川の選び方」のことです。

 

なぜ、「川の選び方」が重要かと言うと、

特に冬の時期は、ツアーに行ける川と行けない川が出てくるからです。

 

なぜ、ツアーで行けない川が出てくるかと言うと、

西表島の冬は北風が強くなるからです。

 

風が強くなると、波がたつようになります。

波がたつとカヤックでツアーに行くのが危なくなります。

特に、冬場は北風が吹くので、島の北にある川、海は特に波が高くなります。

だから、北に位置している川は条件次第で行けなくなってしまうんです

残念っ!!

 

行きたいけど行けない…のジレンマでガイド自身も催行、不催行を迷うこともしばしば。

「冬のツアーでコースを変えられた!!」

というお叱りはもちろんなんですが、

楽しんでもらいたいという気持ちからのコース変更だってことは理解してください。

 

「えっ、そんなこと言ったって、どこを選んでいいかわからないよ」

と考えている、あなた!

安心してください。

「冬の西表島でココに行った方が楽しめるよ」って場所を紹介します。

これを読んで、みんなにも教えてあげてください。

 

冬のおススメは「ピナイサーラの滝」

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一番のおススメは、ヒナイ川です。

LBカヤックのコース名は「ピナイサーラの滝つぼ&滝うえコース(P2)」

ピナイサーラの滝という沖縄一の落差の滝へ向かっていくコースです。

川でのカヤックは片道1時間ほどですが、マングローブを楽しめます。

人気スポットなので、夏の時期は人、人、人と人だらけですが、

この時期は人も比較的少なく自然をゆったりと楽しめることが多いです。

森の中をトレッキングして抜けた先にあるピナイサーラの滝。

滝を眺めていると、清々しい気持ちになり癒されます。

何回行っても飽きない、ヒーリングスポットです。

 

西表島に宿泊なら「ナーラ川支流」

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ナーラ川の支流もおススメです。

LBカヤックのコースで言うと「ナーラ川支流コース(MJ1)」

こちらは、滝にはいきませんが、ナーラ川という

西表島でも3番目に大きい川の細く分岐した支流に向かっていくコースです。

 

ジャングルクルーズのような体験

マングローブに囲まれた川をシーカヤックで楽しむツアー。

ただただ、マングローブの川へ行くツアーは多いですが、

ナーラ川支流コースはさらに細い川へ入っていくコース。

手で触れれるぐらいマングローブの側に寄ることもできます。

最初はマングローブの川を漕いでいたはずが、

いつの間にかマングローブが無くなり、木々が頭上に生い茂るジャングルに迷い込んでしまった!!

なんて感覚が楽しめるコースです。

さながら、ジャングルクルーズのような体験。

 

天候に左右されやすいので注意

冬の時期で北風が強く吹く場合は、ナーラ川支流に行けない場合があります。

その場合は、申し訳ないのですが、コース変更をお願いしております。

(ピナイサーラのコースへ変更になることが多いです)

というのも、ナーラ川は北に位置している川。

冬の時期は北風が強く吹くので、北に位置するナーラ川へ入るのが難しくなります。

また、石垣島からお越しの場合、上原港が欠航してしまうと

時間に余裕が無くなるのでナーラ川支流へ行けない場合があります。

ナーラ川支流へ行きたい場合は、時間的にも余裕のある西表島へ宿泊してください!

 

北に位置しているツアーって、どれ?

LBカヤックが行っているツアーで北に面している場所は、

ナーラ川船浮湾です。

コースで言うと、「船浮湾&水落の滝コース(S1)」「ナーラ川支流コース(MJ1)」「ナーラ川本流コース(MJ2)」です。

この2ヶ所(3コース)は北風が強く吹くと催行できなくなります。

申し込みの時はコース変更を覚悟しておいてほしい要注意のコースです。

 

どうしても、北に位置している川、海に行きたい場合は

南風が吹く4月~10月に来てみてください!

天気のよい日は青空が広がっていて気持ちいいですよ!!

 

自然体験は、どうしても天候次第

最終的には天気次第となりますが、

冬には冬の楽しみ方が、夏には夏の楽しみ方があります。

雨の日には、雨の日の楽しみ方が、くもりの日には、くもりの日の楽しみ方があります。

「それぞれの天候の楽しみ方を知ってもらい、さらに自然を好きになってほしいな」

という思いで案内しています。

いろいろな遊び方を知って、西表島の自然の楽しんでください。

 

冬にしかできない自然体験をどうぞ西表で。

 

ガイド飯田(写真/文)

冬の西表島でおススメする場所は「川」!おだやかな川へのツアーで自然に癒されよう!

こんにちは、ガイド飯田です。

 

「西表島の冬ってどんな感じなの?」

「実際来てみたけど、どんなツアーがおススメ?」

 

西表島に初めて来る時にもつ、当然の質問です。

ガイドをしていても、よく聞かれる質問。

知らない場所へ行く時って、すっごく不安ですよね?

そんな「あなたの不安」を少しでもなくせるように、質問に答えます。

さあて、今回は「冬の楽しみ方:場所編」です。

 

西表島で冬の時期おススメする場所は「川」です。

西表島はマングローブでできているといってもいいほど、

マングローブが多い島。

マングローブに囲まれた川は、風もあまり吹かず穏やかなことが多いです。

穏やかな西表島の川で自然に溶けこんでみませんか

 

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冬の時期は川でのツアーがおススメ

なぜ海じゃダメなのか

冬の西表島は北風が強い

西表島の冬は北風が吹いています。

強く冷たい北風は、波が高くなる原因にもなります。

11月ぐらいから北風が吹き始める始める西表島。

海は波立ちぎみなので、海よりは川がツアーには最適です。

特に、細い川に入ると穏やかな光景が広がっています。

 

マングローブに守られながらのツアー

西表島の川はマングローブに囲まれている川が多いです。

マングローブは、そばに寄ると意外に背が高い。

背の高いマングローブが風をさえぎってくれて、マングローブ沿いは穏やかなことが多いです。

マングローブに守られる安心感はハンパない。

「マングローブ頼もしいな」自然によりそっている感覚がここちよいです。

 

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時には青空も

もちろん、西表島もずっと強い北風が吹いているわけではありません。

日によっては、風が穏やかな日があります。時に晴れ間が見えた時はテンションもアガります。

空の青と山の緑が綺麗なコントラストを見せてくれて、まるで絵画の中に迷い込んだような気持ち。

干潟に座って、ずっとボーっと景色を眺めていられる。

ボーっとする時間が「とても贅沢な時間の過ごし方だな」と感じられます。

 

素敵な時間の過ごし方

最近、ヨーロッパの方も西表島に来られるんですが、

ヨーロッパの人たちの時間の過ごし方は贅沢そのもの。

「流れている時間に寄りそうような過ごし方」をしています。

島には島の時間があり、島の時間の流れを感じ、寄りそう。

自分たちの時間の流れではなく、自然の時間の流れに身をまかせる。

「好きにしてくれ、自分はそれを楽しむから」というスタンス。

相手(パートナーや自然)に身を任せる、相手を信頼していなとできない過ごし方ですね。

 

だから「川」なんです

 

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自然の演出を楽しんで下さい

12月~2月の時期、西表島の自然な時間を感じられるのが川です。

もちろん、地形を見極めないと突風が吹きつけたりします。

一日中、雨の時もあります。

突風がすごくてカヤックを漕いでも漕いでも進まない時もあります。

ですが、時に降る雨もまた一つの演出になってくれる。

風が強い日でも、雲が流れて一瞬、晴れ間がさしてくれると水面に景色が映ったり。

自然にしかできないハッと息をのむ演出を感じることができます。

自然の流れを自分の肌でジカに感じ、自然と一体になって過ごしてみてください。

 

都会にはない、西表島だけの自然を感じて下さい

都会では味わえない天気の変化がジカに楽しむことができます。

アスファルトに降る雨ではなく、土の上に落ちる雨は同じ雨でも

全然違う雨のように思えるので不思議です。

緑に囲まれて、ポツンと立っていると、自分も野生の動物になったよう。

感覚が研ぎ澄まされ、ちょっとした風の流れ、トカゲの足音などがハッキリと感じられます。

そんな西表島でしかできない自然に身をまかせる体験もいいですよ。

 

冬にしかできない自然体験をどうぞ西表で。

 

 

 

ガイド飯田(写真/文)

 

 

日本じゃない光景、大瀑布、大迫力の滝ツアー

ここ数日、西表島では雨が降り続き、

北風が強く吹いています。

 

雨の降る中のツアーでしたが、

雨が降ったら降ったで、楽しい。

びしょ濡れツアーでした!

 

普段、都会で生活していると傘をさしたりして

雨にあたることなどほとんどない生活だと思います。

ガイド飯田も一時都会でサラリーマン生活をしていたことがあり

雨が降っていると気分まで沈んでいたこともありました。

急な雨は、スーツが濡れるし、テンション下がるし

気分もめいることが多いかったです。

 

でも、アウトドアでの雨はそれほど嫌いではありません。

学生時代かよいつめた屋久島などは、1日のうち1回は絶対雨がふると言われている気候です。

西表島も例にもれず、雨が多い島。

冬の時期は長雨になりやすいので、シトシトと降ることも多くなります。

 

西表島は雨以外にも、水にふれる機会が多い島。

どこへ行くにも濡れてもいい格好をしているで、濡れるのが気にならない。

むしろ、濡れたくて自分から水の中に飛び込むことも!

 

また、雨が降ると、生き物の活動も収まり

静寂が訪れます。静寂の中に身を置くと自然と対峙できる。

自然と対峙すると、不思議と自分に向き合えるような感覚にもおちいります。

ツアーで3~4人で行動していても、おのずと自分に向き合う時間が訪れます。

みんなでワイワイ盛り上がりながらも、ふと一人を感じる。

そんな不思議な時間が自然の中では流れています。

 

今回のびしょ濡れツアーは想像以上の迫力でした。

水量多いなあとは思っていましたが、ここまでとは。

滝を2か所訪れましたが、2か所とも大瀑布に!!

 

ピナイサーラの滝

 

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普段は白糸のような滝で、「ヒゲのような滝」という意味のピナイサーラ。

仙人のヒゲのような細い滝が風にゆられてユラユラゆれたり。

滝つぼでは、ほっこりと落ち着いたひと時が過ごせます。

その滝が。。。

 

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大瀑布に!!

自然とは怖いもので、台風並みの威力でした。

台風中継をしているような感覚。

少し自然の怖さを感じると同時にテンション上がる自分がいたり。

ハイな気分が味わえる体験でした!

 

サンガラの滝

ピナイサーラの近くにサンガラの滝という滝もあります。

こちらは、縦のピナイサーラに対して、横のサンガラ。

ナイアガラの滝のような横に広い滝。

こちらも。。。

 

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ババーン!

ゴーっという轟音と共に水が流れていました。

サンガラってこうなるんだ。。。

ポツンとたたずむ自分がちっぽけだなと思たり、自然のすごさを感じたり。

 

圧倒される滝巡りでした。

西表島の冬の風物詩。

青空、青い海だけが西表島ではありません。

水と緑の西表島の冬の表情。

大迫力の滝たちを見に、体験しに西表島にきてみてください!

 

ガイド飯田(写真/文)