2月28日(火)「雨の中の発光」

19:09分頃 雨の中発光をするヤエヤマボタル 猿田

2012年2月28日の天気(観察時)
18.0℃(19:00)
北東の風 やや強く 実測風速(3.2m)



今日の西表島は、昼頃までは陽射しが射し込み23℃まで上がる暖かい気候。

前線の通過により、午後は強い風が吹き、大粒の雨となりました。
雨が降り、気温は20℃を下回り、肌寒さを感じる気候となっています。

夕方に一旦雨は止みましたが、観察をはじめる19時前に再度、雨が降り出してきました。
ここ数日の天候と気温の状況を考えても、『今日も見れないかもなぁ・・』っと正直、心のどこかで思いながら雨が徐々に強くなる山道を歩いて観察場所まで向かっていました。

19時、観察開始。

いつも観察する場所に着き、大粒の雨に打たれながらじっとヤエヤマボタルの発光をするのを待ちます。
しかし、5分たっても山の中は、大粒の雨が葉にあたる音だけが響きます。

『やはりこんな日は、ホタルは出ないよなぁ〜』っと思っていると、膝の高さくらいの草の茂みから、細かい点滅で発光をする1個体の発光を確認。19:09分頃。

天候が天候だけに、半ば諦めていたところの発光だった為、見つけた瞬間、心の中で『おぉ〜』と驚きと共に喜びが。ここ最近は、2月24日以来、発光を確認できていなかった事と、今日の様な天気の中での発光だったのでちょっと感動してしまった。

そして数分その場にいると雨の中、ぼんやりといくつものヤエヤマボタルが発光をはじめました。
その場所だけでも10個体。

ここまで雨が降っているときにたくさんの発光を見るのははじめてでした。
その後も山道を降りながら観察を続けると、あちらこちらで発光が確認できました。
大粒の雨なので、大きなクワズイモの葉や、シダの葉の下だけで発光をするのかと思っていたら、大粒の雨の中、頭上に葉がないような所でも発光をしながら飛んでいます。

最終的な発光個体数は44個体。

今年一番の発光個体数でした。

雨が降っていたのに、なぜこんなにも発光をしたのだろうか・・・?
観察時の気温も18℃〜19℃ほど。ここ数日の気温と大きく変わりはない。前回の発光時の観察時の気温が、21℃。

ひとつ要因として考えられるのは、日中の雨が降る前の気温が23℃くらいまで上がり、暖かい気候となった事が考えられる。

今日の発光には、少し驚いたのが正直な感想です。

しかし、ジャングルの葉にあたる雨音だけが響く中、雨に打たれて見るヤエヤマボタルは普段の幻想的な雰囲気+ヤエヤマボタルの生命力を感じるような発光のように感じました。

明日、明後日は、風も穏やかになり暖かくなる予報。
たくさんのヤエヤマボタルの発光が楽しめそうですね。

猿田



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★ヤエヤマボタル発光の様子(1個体)2012年2月14日(火)



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・西表島には8種類のホタルが生息しています。幼虫の発光も含めれば、ほぼ1年を通じてホタルの発光を観察する事ができます。

西表島のホタルの本

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大場信義先生とイリオモテボタルの観察会西表エコクラブのイリオモテボタルの観察会をサポートしています。

西表島でのホタル観察の注意

弱いライトで、ホタルの出会いを大切に、ホタルは眩しい光が苦手です。観察する時は、赤いセロファンを貼った懐中電灯で直接光を当てないようにしましょう。


・冬から春にかけて、西表島はホタルの最盛期を迎えます。日によっては寒さを感じる事がありますので、防寒対策は必要です。

また、暖かな日には、ハブや虫など、遭遇する危険もありますので、肌の露出は控えめに、足元はしっかりとした準備が必要です。

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