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■西表島のパイミ崎沖で起きたシーカヤックツアーの遭難事故について
2009年10月14日発生(平成21年)






エル・ビー・カヤックステーションの代表者の中神です。

ネットやテレビ、新聞等を通じて、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、今年の10月14日(水)に表題にあります沖合いで「シーカヤックツアーの遭難事故」がありました。この事故に関して、当社が直接的に関わるような事故ではありませんでした。

捜索活動は、多くの方々のご協力で、行われましたが、時化の続く海況の中で、遭難者1名は救出されませんでした。捜索は、17日夕方に、海上保安庁は打ち切りとなり、通常の業務の中での捜索に切り替えられました。また、18日朝、地元消防団、西表島カヌー組合も捜索を打ち切りました。

19日は個人的な方々の、ご協力の中捜索が行われましたが、ここでも消息はつかめませんでした。その後台風20号の発生から再び海上も時化てしまいました。本日(10月24日(土))においては、台風が最接近中です。

また、海上保安庁の捜索の中で、不明になったカヤック4艇の回収と遭難者が着用していたと思われる「ライフジャケット」が発見されております。全てがツアーガイドの確認によってツアー中に使用していたものと確認されました。

また、ライフジャケットは、遭難者が着用していたものとガイドによって確認され、そのことが捜索の打ち切りや捜索形態の変更になったものと思います。今後は、地元八重山漁協や与那国漁協、ダイビング関係者などに対して、竹富町役場から漂流物などの通報をお願いしておりますので、そのような連絡を待つような形になりそうです。ここまでは、捜索状況のご報告になります。

さて、ここからは、事故を起こしてしまったガイドのことですが、彼は、約10年前の98年の頃になりますが、当社にガイドとして所属し、業務を行っていたことをご報告いたします。そのことは、既にご存知の方々もいらっしゃると思います。

彼は、10年ほど前に当社を辞めてから一度内地に戻りましたが、やはり西表島で暮らしたいと言うことで、島に帰りました。またこのとき結婚もして、3名の子供を儲け家族も一緒にくらしております。その後いくつか仕事をしてきたと思いますが、数年前に白浜地区で、シーカヤックのお店を構え、ツアーを行うようになりました。

仕事を始めるにあたり、挨拶はありましたが、その後の交流もなく、会えば挨拶をする程度の関係でした。しかし、今回遭難事故を知るにあたって、地域の方からの連絡と駐在さんからの情報で、彼であることを知り、いち早く白浜に駆けつけ、救助活動とその後のことの話し相手をしております。

やはり、縁があって私のところで一度は海や川、山などに向かい、同じ時間や空気を共有した者として、知らぬ顔が出来ませんでした。現在彼は、出来るだけ海に向かい海岸線を歩いたりして、何か痕跡が流れ着いていないか見て回っています。既にこのようなことしか出来なくなっています。

本来であれば、当社のホームページにも、いち早く皆様へのご連絡やご報告を出すべきだったかもしれません。しかし、このような事情からなかなか気持ちが向かわず、多くの方々にご心配を頂いたことをお詫びいたします。どうか複雑な想いの中で、この様なご報告になったことをご理解ください。
また、ブログやフィルドニュースにて「一切関係ない」との記述を致しましたが、それに関しては説明が不足しておりました。このページを持ちまして訂正させていただきます。


これからも、行方不明者の方や残されたご家族に対して何か出来ることがあると思います。

皆様のお力添えを宜しくお願い致します。

既に彼のHPは、おろされていると思います。直接状況を皆様が知ることもできないと思いますが、このことについても、どうかお見守りくださいますように、重ねてお願い申し上げます。



尚、島内では西表島カヌー組合が臨時総会を開き、今後事故のないカヤック、カヌーツアーを目指した対策を始めました。
そして、当社においても「ツアー基準」の見直しと、業務の見直し作業を行っております。

今後とも「西表島」を宜しくお願い致します。

■このことに関してのご意見がある方は、こちらへメールをしてください。
お応えするかどうかは解りませんが。どうかご理解ください。
誹謗中傷はご遠慮ください。

平成21年10月24日
(有)エル・ビー・カヤックステーション

代表中神 明






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