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西表島の旬な瞬間

西表島の12月 「深夜、大潮の干潮」

こんにちは。ガイド金原です。

 

暖冬となった西表島にも少しずつ冷たい風が吹きはじめ、

冬将軍の足音が聞こえてきています。

それでも気温は連日25℃前後を記録し、過ごしやすい陽気です。

 

さて、12月~2月にかけての、大潮の深夜。

海では潮位0cm以下の最干潮を迎えます。

 

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そんな中、待ってましたと言わんばかりにLBガイド達は星砂海岸へ!

 

と言うのも、0cm以下の潮位となると、

普段海水に浸かっている所も海の水はなくなり、

普段の海では見る事の出来ない景色が広がっているからです!

 

本来海の中にあるはずのサンゴですが、

このときにはむき出しとなりサンゴの陸地が姿を現します。

 

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また、夜の海ならではの不思議な動物たちが活動を始め、

生き物たちの動く音が静まり返った暗闇の中から聞こえてきます。

 

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この日、海で出会うのはカニや魚などの動物だけではありません。

辺りを見渡すと、同じようにライトを持った人が何人もいます。

どうやら目的は僕たちのような自然観察ではなく、

「イザリ漁」を行っているのだとか・・・。

 

潮が引いた海では、サザエやウニ、タコ、カニ、魚など、

普段は海中の底にいて、なかなか捕まえることのできない獲物を、

拾うようにして捕まえることができるらしいです。

この様な場所に住む人たちの生きていく上での知恵なのですね。

 

1日に2度繰り返される潮の満ち引き。

季節や時間によってまったく変わる景色。

そこには不思議な光景とたくさんの生き物達を見ることができ、

西表島の冬の楽しみ方のひとつなのだと思います。

 

ガイド金原(写真/文)

2015年12月24日(木)