-西表島の自然をカヌー・トレッキングで遊ぶ・楽しむ・体験する-

西表島の旬な瞬間

西表島の6月「珊瑚の白化」

真夏の日射しが射し込んで暑いと感じていると

ザァーッと雨雲とともにスコールの様な雨。

すっかり真夏の様な天気となった6月の西表島です。

 

暑くなると海に行くツアーも多くなっていきます。

西表島の豊かな自然は、ジャングルだけでなく、

豊かな緑の自然があるからこそ、海の中の自然もより

豊かな生態系を残しています。

 

たくさんの魚や生き物たちを見ることができますが、

サンゴ礁もとてもきれいな島です。

 

私達のツアーでもシーカヤックに乗ってシュノーケルを

したり、砂浜などからもシュノーケルを行うツアーはとても

人気があり、西表島の自然を楽しむひとつでもあります。

 

ただ、ここ数年、私たちがシュノーケルをしているポイントの

サンゴ礁が白化している状態がいくつか見られるようになってきました。

 

数年前にこのサンゴの白化が、大変問題になりました。

 

サンゴ礁の白化は、サンゴの体内で共生している褐虫藻(かっちゅうそう)

という単細胞の藻類がサンゴの体内から出てしまい、藻類の色素を

失うことで『白化』現象が起こるそうです。

 

褐虫草は、水温が30℃以上になったり、ストレスを受けると

サンゴの体内から逃げ出してしまうとのこと。

 

水温や、水質の変化などが主に原因ではないかと

言われています。

 

私たちが行っているシュノーケルポイントでの原因は

定かではありませんが、すべてが白化をしているわけでないので

様子を見ながら今後の状況も観察していきたいと思います。

 

サンゴ礁は、多種多様な生物が生息する大切な資源であり

そこで生活する人々にとっては、漁場にもなっています。

 

ただ、サンゴ礁が存在するのではなく、サンゴ礁があるからこそ

たくさんの魚が生息し、西表島の山々からの恵みがあるからこそ

豊かな海が存在します。

 

皆さんが、潜ったり泳いだり楽しいことがたくさんある西表島の海。

まだまだ私自身も知らないことは多いですが、少しでも考える

きっかけになったらと思います。

 

ガイド猿田(写真/文)

2013年6月15日(土)