-西表島の自然をカヌー・トレッキングで遊ぶ・楽しむ・体験する-

西表島フィールドニュース

■2017年11月21日(火)

2017年11月21日(火)の観測時の気象状況
天気 くもり 時々 雨
気温 22℃
風向きと風速 東の風 穏やかに
安栄丸運航状況 上原欠航、大原運航

■きょうの「旬」

ソデカラッパ。

何だそれ?と思う人が多いと思います。

聞いたことのない言葉。

そんなソデカラッパを探してみました。

 

ソデカラッパ。

なにか妖怪にいそうな名前。

でも、妖怪でもないんです。

きちんと実在します。

 

ソデカラッパは海辺の砂地にいることが多いです。

砂の上に少し海水が残っていて、波のたっていないところ。

そんな場所がソデカラッパの住処です。

 

砂のような色をしているので見分けにくいですが、

びっくりすると、手足をバタつかせ、砂に潜ります。

 

もったいぶりましたが、ソデカラッパの正体は。。。

 

 

 

カニです!

カラッパという種類のカニがいて、

ソデカラッパは漢字で書くと「袖カラッパ」

ハサミに袖がついているみたいな姿をしています。

 

北海道には「踊るカニ」として知られている

トラフカラッパという種類もいます。

歩く姿が踊っているようなので、そう名付けられたようです。

 

西表島にいるソデカラッパは、

よく見ないとカニに見えない形をしています。

上から見ると、ただの黄色い石にしか見えない。。

 

ガードが固く、縮こまると

ちょっとやそっとでは動いてくれません。

防御力は高いですが、

ハサミが小さいので人間に対しては攻撃力が低いです。

すぐ捕まっちゃう。

 

そんな防御力重視のカラッパも

大きいものでは貝殻を割るぐらいの力を持っているので

侮れません。

 

干潟にはいろいろな種類のカニがいます。

石垣島にはお祝いでカニたちがあつまり、宴が始まるというお話が残っていたり、

昔から人々の生活の中にカニがいたことを感じさせます。

 

カニたちが踊る姿は干潮の時に干潟で見ることができます。

潮の満ち引きを気にしながら海辺を散策すると

おもしろい光景が見れますよ。

 

ガイド飯田(写真/文)

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西表島 フィールドへの想い

西表島フィールドニュースは、2002年の夏から始まりました。始めは数日おきに書いていましたが、やがて毎日書くようになってきました。
西表島の様々な自然の様子を中心にエルビーカヤックステーションのカヤックツアーの中での出来事や出会いをこのページでお伝えしています。
正直、このフィールドニュース毎日は大変な作業ですが、実はフィールドに出るガイドにとっては、いい勉強になります。<
写真を撮り、文章を書くことで、フィールドを細かく見るようになりました。一見南国西表島の自然には、変化がないようですが、実はしっかりと四季折々の変化があります。
しかし、その変化に気付くためには、毎日意識して自然を見ていくことが必要なのです。気温の変化、季節による風向きの変化なども生物の営みに影響があります。そんなことをエルビーカヤックのガイドたちは大切に考えています。(2005年5月)