新・新イリオモテジマ通信


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新・新イリオモテジマ通信vol.15

6月5日(金)「自然の奏でる音」

西表島の豊かな自然は、人に感動や元気を与えてくれます。
西表島での自然体験や楽しかった旅の思い出を通じて、
皆様に元気になってもらいたい!私達はそう考えています。
〜エル・ビー・カヤックステーション〜

ご迷惑だとお考えのお客様は、配信をすぐに停止いたしますの で、
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HPではお見せしないような西表島のローカルな話題を中心に、
皆様が元気になるような出来事をメールでお伝えします。
改訂版、新・新イリオモテジマ通信をお楽しみ下さい!

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「自然の奏でる音」

■最近、西表島の自然に音が溢れています。天気の良い朝は、アカショウビンの声が響き、日が昇ってくるとセミの大きな鳴き声が耳につき、夜になるとカエルの鳴き声が盛んになります。

南国でも、夏は生物にとって最も活動的になる季節になります。逆に冬の西表島は、静寂に包まれて静かなものです。この相反する空間が、季節を感じられて何とも心地よいです。

私は、マングローブの川を漕いでいるときに、特に“音”を感じます。なぜかというと、カヤックで流れのない川の上に浮きながら目を閉じると、音に感覚が集中するからです。

マングローブの川は、風向きと地形によって全く風が入ってこない事があり、自然の音がより鮮明に感じる事ができます。夏に向かうこの時期は、陽射しの加減によってイワサキヒメハルゼミやツマグロゼミなどがよく鳴いています。

セミ以外にも、“キョロロ、キョロロ”というアカショウビンの鳴き声が聞こえたり、風の穏やかな日であれば、カンムリワシのかん高い鳴き声が聞こえたりもします。

そして、あのセミはあの鳴き声、この鳥はこの鳴き声という風に、徐々に鳴き声を憶えてきている私がいます。ただ、ここで1つ言えるのが、鳴き声を擬音語に例えてみると、上手く伝わらないとうことがあります。

ツアー中参加者の方に、セミの鳴き声や鳥の鳴き声を説明する時、説明対象の生き物がいなければなかなか上手く伝えられません。人によって擬音語に例える時の表現も違いますので、ここは図鑑の表記に頼りたいところです。

本州から来られる方は、“ああ、夏だなあ”と、早い夏を感じているようです。逆に冬になると、目を閉じると全くの無音に包まれて、頭がすっきりすると言います。ツアー中は、ガイドとしての自然解説があるものの、それが終ると自然の空間に身を浸している感覚が強くなります。

私の声が、自然の音を台無しにしてしまう事もあるので、時と場所を選んで説明するのが“LBカヤックのコンセプト”でもあります。

さて夜になると、カエルの合唱がうるさいほどに聞こえます。カエルは、やはり雨が降った時に多く出ます。鳴き声も盛んになり、草むらから道路沿いまで出てきて、道のあちらこちらで確認できます。車のヘッドライトをあてるとピョコピョコと草むらに逃げる様子が観察できます。

カエルの鳴き声に関して、なかなか判別ができないのですが、カジカカエルに関してはすぐにわかります。私の携帯電話の着信音になっているためです。

自然の中にいてもカモフラージュできるようにという考えですが、ツアー参加者の方から“この鳴き声何ですか?”と聞かれる事もあり、答える時に少し恥ずかしくなります。アカショウビンの鳴き声も設定しているので、これもまた目立ちます。

自然の中に携帯電話を持って行くのは、安全に対する配慮の1つなので、着信音に関しては私なりの対策です。と言いたい所ですが、先輩の知恵に見習っての事です。先輩は、“スズメ”でしたが・・・。

夜は、カエル以外にもたくさんの虫が鳴きます。夏でもクーラーを使わないので窓は全開にあけたまま寝ます。虫の音やカエルの鳴き声がコマクに響き、熱帯夜の日はなかなか寝付けない・・・?日もあったと思います。しかし、実際の所単調なリズムが、眠気を誘ってくれているのかもしれません。

私の生まれ育った東京では、自然の音よりも人工の音が圧倒的に多いです。換気扇の唸る音、遠くで聞こえる車のクラクションや救急車のサイレン、どれもこれも聞いて心地が良くなる訳ではありませんでした。

そこから想像できるのは、やはりストレスなのかもしれません。“音”とは受動的な分、自分ではどうしようもない所があります。常に自然の音の多い暮らし、これも田舎暮らしのメリットの1つだと思います。季節を感じる鳥の声、心地よい眠気を誘う虫の音、リセットするにはもってこいのサウンドだと思います。

2009年6月5日 木下

次回は、國見祐史がお伝えします!

ご意見やご感想をお待ちしております!info@lbks.jp

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■八重山ニュース
・新石垣空港予定地で1万4千年前の獣骨発見
新石垣空港予定地内の洞窟でイノシシの骨や人骨
等が見つかった。建設への急ぎが問題視されてい
ます。

朝日ドットコム:
http://www.asahi.com/national/update/0531/SEB200905310001.html

■八重山の行事・イベント
6月27日(土)
第8回ちゅらさん祭り・第7回小浜節大会
小浜島の魅力を満喫できるお祭りです。
小浜島の古典民謡である小浜節を見られるチャンスです。

■西表島の自然状況

・アジサシ飛来
夏鳥であるアジサシが、西表島に渡って来ています。
”キュ・・・キュ”と鳴きながら狩をしている姿が
見られます。

■西表島の本日の天気
6月5日(金)最高気温29℃
北風のやや強く吹く1日。陽射しが強く、時折晴れ空
が広がり、涼しい日和です。少し波が高いので外洋に
でる場合は、注意が必要です。
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