2009年度版・西表島の自然図鑑
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西表島の10月 その1 「元気なサンゴの海」

■そろそろ秋の始まりの季節ですが、深く澄んだ真っ青な空と湧き立つ真っ白な入道雲、サンサンと降りそそぐ太陽の光に夏がずっと続いていくような錯覚すら感じるほどです。まだ普通に海で泳げるのは、「さすが南国、西表島!」と感心してしまいます。

2009年の9月末まで、沖縄に影響を及ぼした台風は僅か1つ。内地には2つ。観測史上最も少ない記録だそうです。台風も自然界には必要で、海をかき回し海中の隅々まで栄養をいきわたらせます。また、海底の冷たい水と海面の温かな水を入れ替え、水温を下げる役割があります。

この自然の営みが海を豊かにします。サンゴは海水温が高くなりすぎると白化現象を起こします。2009年の沖縄の海水温は、平年より低い28℃から30℃です。この数年大きな台風の直撃がなかった事と海水温の安定が重なり、海の中に美しい景色が広がります。

西表島は水が豊かな島です。山から流れ出した栄養豊富な川の水が海に流れ出し、海の中を育てていきます。川の水は温度が低いので、海水温が上がりすぎるのを抑制するのにも一役買っています。西表島の豊かな海を支えているのは、豊かな森と豊富な水という訳です。

そろそろ新北風(ミーニシ)が吹き、渡り鳥がここよりさらに暖かな南を目指し飛び立ちます。冬になれば北風が吹き、さすがに泳ぐのはきびしくなりますが、海の中も休息期間が必要です。来年の春また会いにいきます。に美しいサンゴが成長しているのが楽しみです。

2009年10月2日(金) 國見


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