2009年度版・西表島の自然図鑑
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西表島の12月 その1 「冬のホタル達」

西表島の12月「ホタル達の季節」■西表島でも冬の気配が感じられるようになりました。西表島の冬、季節の風物詩といえば、数種類のホタルの発光が見られる事です。次の春が終わるまで、西表島にはホタルの発光する姿が美しい季節を迎えます。

西表島ではオオシママドボタルの発光が始まりました。大きな体と強い発光が特長です。島内のいたる場所で見つける事のできるホタルですが、体が大きいので飛ぶ事が苦手で、風のあたらないジャングルの木々の間に発光が見られます。

西表島には沢山の川が流れていますが、ホタルが見られるのは川沿いではなく、森の中や民家の周りを住処としています。ホタルは環境が良くないと生きていく事ができません。

ホタルが暮らしているという事は、人間と自然のバランスを知る事になります。ホタルの美しい発光を見たければ、自然そのものや、自然と関わる姿勢を大切にしなければ、やがてホタルの発光は見られなくなってしまうでしょう。

12月の西表島では、オオシママドボタルやキイロスジボタルが頭上を飛んでいますが12月の中旬になると、イリオモテボタルが見られるようになります。他にもオオシママドボタルや、アカホタルモドキの幼虫が地面に小さな光を灯しています。

ホタルは成虫になってからわずか1週間程度しか生きる事ができません。その中でも僅か数時間の発光時間で相手を探し、次の世代へ命をつないでいます。ほとんど飲まず食わずの日々、ただ光を放ち続け、相手を探します。

冬にホタルが見られるなんて驚く事でしょうが、南の温暖な気候と豊かな自然が残る西表島だからこそ、楽しめる季節のイベントなのだと思います。いつまでもホタルが見られる自然と共存できる西表島であって欲しいと思います。

2009年11月28日(金) 國見



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