Archive for the ‘西表島 ジャングル’ Category

冬のお花をご紹介。

2月に入り本格的に寒い季節になっております。

 

と言っても、寒いというのは我々の意見。

 

気温は18℃ほどありますので、

沖縄以外の方にとっては、あったかいじゃん!!

と思う方が大半かと思います。笑

 

冬でもこれだけの気温があるため、“お花”は今でも元気に咲いています。

 

今回はその冬の花を皆様にご紹介いたします。

 

まず、山に入るとよく見かけるのがこのお花。

テリハノギク

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その名の通り“菊”の仲間。

花は黄色い部分で白いところは舌状花という花びら。

ひとつの株でいくつもの花を付けるため、ブーケのような可愛らしい姿をしています。

香りもGood!!菊のほのかな香りを楽しめます。

 

次はこのお花。リュウキュウツワブキ

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同じく、菊の仲間。比較的大きく花序も花びらも黄色い花です。

緑色のジャングルの中では黄色がとても目立ちます。

水際に生息していることが多いので滝と一緒に撮影できることも!!

 

続いては木の花になります。

エゴノキの花。

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直径2~3センチほどの小さな花が咲きます。

この時期エゴノキが近くにあるとすぐに分かります。

豊潤な香りが漂い、我々の鼻の奥をその香りが癒してくれます。

まるでメスのフェロモンに誘われるオスのよう。

花を見つけたら是非、香りをお楽しみください。

 

続いても木の花。フトモモ。

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線状の綺麗な花と名前のギャップが面白いですね!

ふくらはぎではなく、太ももですよ。

正式には中国名の蒲桃( プータオ )というのが由来のよう。

あのサガリバナにも似た花の形は、ゴージャスでとても気品があります。

花が終わると実がなります。この実も意外とGood!

 

最後はこのお花。

ナンバンギゼル。

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決して綺麗なお花と呼ぶには程遠いこの見た目。

普通の植物とは訳が違うのです。

この植物には葉がありません。光合成はしません。

他の植物から栄養を奪い、生きているのです!

すなわち、寄生植物!主にススキの根に寄生します。

世の中には不思議な植物がいますね。

 

今回、ご紹介するのは以上になります!

このほかにもまだまだたくさんのお花が西表島の冬を彩っています。

 

お花に恋しくなったときは西表島に来れば、

たくさんの出会いがきっとあなたに訪れますよ。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

いざ、マヤグスクの滝へ

 マヤグスクの滝

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写真で見たり、話で聞いたりしたことはあるものの、

LBカヤックのガイド達は皆自分の目で見た事がない。

どうやら、滝に到着するまでの道のりが長く険しいらしい。

 

ということで、1月吉日、マヤグスクの滝に行ってきました!

 

どんな滝で、道中はどんなルートなのか、

これからマヤグスクに行ってみたい人は是非参考にしてみてください。

行ってみたいけど西表島は遠くて行けないという人は

これで行った気になってみてください。

 

LBカヤックガイドの人間模様を交えながらレポートします。

 

最初は浦内橋からのスタート。

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9:30発、浦内川観光のクルーズ船(遊覧船)に乗り、

折り返し地点の軍艦岩へ向かいます。

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冬ということで、乗客少なめ。

 

ここで少しばかりガイド紹介を。

 

まずはガイド飯田。

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LBイチの知性派ガイド、飯田。

しかし、実は熱い心を内に秘める男。

最近は赤い上着を着用し、熱い心が表に出てきていると

感じているのは私だけではないだろう。

 

続いて、

左からガイド萩原、ガイド廣瀬、ガイド金原。

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パスタ作りとモミアゲにはうるさい最年長萩原。

以前は剛力彩芽似と言われ可愛い路線だったが、

男らしさが増してきた最年少廣瀬。

天真爛漫とは君のことだ、金原伸一郎。

 

出発して30分、10:00に軍艦岩へ到着!

ここから片道約2.5~3時間のトレッキング開始。

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歩き始めて2~3分、LBガイドの皆が好きなアオミオカタニシ発見!

幸先のいいスタート。

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今回の目的はマヤグスクであるため、

とりあえず日本の滝百選に選ばれているマリユドゥの滝や

カンビレーの滝はスルー。一同、足取り軽くどんどん進みます。

 

岩場のポットホール(穴)には落ちないように!

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横断道の入口に到着。

歩き始めて40分、時刻は10:42。なかなかイイペース!

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ジャングルをかき分けて奥に進みます。

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時折見える浦内川、湖のようで美しい。

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緑に囲まれると本当に気持ちいい。

ここ最近は雨も多いので、シダの光沢感がとても綺麗。

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「ゴッ!」

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鈍い大きな音がしたと思ったら、ガイド廣瀬による頭上不注意の音。

「星が頭の周りにぐるぐる回ってる」と本人談。相当痛かったらしい。

 

たまには足を止めて周りの景色を見ることも大事!

目線の先には何がいるんでしょうね?

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まさかの本気コケ。(※やらせ写真ではありません)

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ま、まさか。

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またコケる(笑)

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出ました、泥地帯!

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さすがLBのメッシ、廣瀬。

高校時代にサッカーで培ったフットワークを存分に発揮。

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ガイド金原。泥に弱いです(笑)

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暖簾をかき分けて入ってくる客をイメージした写真↓

「(お店)やってる?」

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ふざけてばかりいないで周りも見渡します。

 

こんなところにノボタン科のハシカンボクが。

とってもきれいなピンク色の花が咲いていましたよ。

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さあ、時刻は11:30。第二山小屋跡に到着。

だいぶマヤグスクに近づいてきました!

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少し歩くと、なにやら鳥の羽。。。

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コノハズク(梟の仲間)の羽が。

イリオモテヤマネコの食痕でしょうかね。

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リュウキュウツワブキ!

ジャングルの緑に黄色が映えます☆

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足取りの軽いガイド達、もうイタチキ川まで来ました。

先頭は廣瀬&金原。

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続いて飯田。

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だいぶ遅れて萩原。(き、きつい・・・)

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後続を待つ廣瀬はヒカゲヘゴの前で撮影会を開催。

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ヒカゲヘゴ、とてもきれいでした。

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さぁ、マヤグスクの滝まであとちょっと。がんばれLB!

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おっ、エゴノキの花が川の水面に。

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うわぁ、綺麗ですねぇ!

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そして12:00ジャスト。歩き始めてちょうど2時間が経過。

 

ついに。

 

マヤグスクの滝に・・・

 

とうちゃこ(到着)!!!

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ガイド金原が一番乗りでした!

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ガイド飯田は深呼吸!

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滅多にない4人の集合写真

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マヤグスクのサイズ感を出すため滝の中腹に登る金原。

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見えますか?(笑) ↓※真ん中左に小さい人影=金原

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悟りを啓くガイド飯田。

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滝の大きさがよくわかると思います。

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ゆったりと一時間、マヤグスクの滝を満喫!

これ、いかなきゃ良さが分からないです、たぶん。

 

昼食(おにぎり)を食べて、16:00発の最終便に間に合う様に

来た道をこれから戻ります。

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帰りも泥に嵌まる(涙)

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横断道の入口まで戻ってくると、廣瀬が川へダイブ!

(この時、足の指をぶつけ、手の指を擦りむいたらしい。。。)

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もの想いに耽る飯田。

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「ん?」

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ポットホールがとても綺麗。

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トレンディエンジェルの「斉藤さんだぞ!」みたいなポーズ。

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行きはスルーしてしまったカンビレーの滝。

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そしてマリユドゥの滝。

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マリユドゥの滝が見える展望台にて、力尽きるガイド達。

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千利休を意識してみました。

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やっぱりジャングルは美しい

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足下に落ちている植物の種や目線にある花、

何気ない何もかもが身も心も癒してくれます。

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最終便の船(16:00軍艦岩発)に無事乗れました。

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若手の2人もだいぶお疲れの模様。

若手ではない2人は・・・写真は割愛(笑)

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今の時期しかできない様々な体験をさせてくれるこの会社、

エル・ビー・カヤックステーション。

まだまだこの会社から学ぶべきことは多い。

 

この日を通じて一段と西表島が好きになりました。

 

ガイド萩原(文)/ガイド全員(写真)

 

冬の西表島の魅力を教えます。

こんにちは。ガイド廣瀬です。

 

新年になって2週間が経ちました。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

今年の冬は全国的に例年に比べて気温が高く、暖冬だと言われています。

ですが今週から20℃を下回る日も多くなり西表島も本格的な冬を迎えています。

 

この時期にお電話での問い合わせで多いのが、『冬でもツアーはやっていますか?』というもの。

 

冬でもツアーはやってます!

今回はそんな冬の西表島の魅力を皆さまにお伝えいたします!

 

冬の魅力その1

雨が多いため川の水量も増加。滝の迫力が倍増します!!

夏には見ることができない滝をご堪能ください。

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その2

冬ならではの動物を見ることができます。

たとえばこの生き物。

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名前は『アオミオカタニシ』 か、かわいい。。。

雨が多くなる冬。

この子にとっては過ごしやすくなるため活動が活発になりツアー中にもしばしば現れます。

実は殻の色は透明。

体が緑色をしているのだとか。

可愛くてとてもとても癒されます♪

ガイド廣瀬は虜になっております。

 

そして夜にはホタルも現れます。

名前は『オオシママドボタル』

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皆さんが想像するホタルは初夏の夜、

田んぼの畦道(あぜみち)などで飛び交っているイメージだと思います。

 

しかし冬にしか現れないホタルが西表島にはいます。

なんとも幻想的です。

詳しくは『ホタル観察日記』をご覧ください。

 

その3

西表島は冬の花も豊富。

家の庭先、県道沿いの草むら、ジャングルの中、様々なところで花が咲いています!

 

川沿いに咲く『ツワブキ』

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ジャングルの緑に囲まれ、一際目立ちとても綺麗です。

 

庭先やなどに咲く『リュウキュウコスミレ』

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小さいけれど綺麗な紫色でとても可愛らしい花です。

 

県道沿いに咲く大きな花、『サキシマフヨウ』

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ハイビスカスと同じ仲間で大きく存在感もあります!

立ち止まってみてください。

 

そして冬に咲く桜、『カンヒザクラ』。漢字では『寒緋桜』と書きます。

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(撮影:2016年1月14日)

 

今はまだ蕾ですが今月の末~2月の上旬にかけて

立派な花が咲くでしょう!

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(撮影日:2015年1月31日)

楽しみです!

 

その4

雨が多い冬。ですがそこに急に日が射してくることも。

そしたら虹が見れるチャンス!!

太陽が出ている反対側に注目です。

 

船浦湾に現れた虹。

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(撮影日:2016年11月13日)

上原港に現れた虹。

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(撮影日:2016年1月4日)

 

その5

11月15日~2月15日まで、狩猟期間のため

イノシシ猟が解禁されます!

 

そのため獲れたてのイノシシ料理が食べられます。

代表的なのは『カマイ汁』と『刺身』

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体の温まるカマイ汁、泡盛に合う刺身。最高です。

カマイ汁のそばも美味です。

 

細かく言えばまだまだ語りつくせないほど魅力たっぷりの西表島の冬。

沖縄、西表島は夏だけではありません。

 

皆さまのご来島をお待ちしております。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

西表島横断

先日の日曜日、船浦中学校の西表島横断がありました。

3年に一度の一大イベント!

子供たちに西表島の自然に親しんでもらうこと、

お互いに助け合い過酷な旅を達成することを目的としているイベントです。

 

LBガイドも、子供たちの付き添いとして参加させてもらいました。

朝7:30

眠い目をこすりこすり、出発地点の浦内川に集合です!

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浦内川は以前のブログで書いた川。

(詳しくは→ https://lbks.jp/blog/?p=5203)

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校長先生からお話を聞いた後、それぞれの班にわかれて出発です。

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船を使って軍艦岩まで向かいます。

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この前は昼だったので、朝に乗る船は景色も違うように見えます。

この日は天気もよく、朝陽が美しい景色を演出します。

船に揺られること30分

軍艦岩へ到着です。

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まずは、ここから西表横断道の入口、カンピレーの滝へ向かいます。

カンピレーの滝は、以前のさんぽで行った所

神さまが座る滝でカンピレーの滝。

今回は、前回と違い、多人数での移動です。

事故・怪我に注意をしながら歩を進めます。

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まずは、先発隊。

隊長を筆頭に、教頭先生、森林管理局の方が道を切り開きます。

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途中途中、自然解説を聞きながら進めていきます。

この日は暖かく、トカゲなどの生き物が多く出てきてくれました。

浦内川周辺にはイノシシが多いみたいで、イノシシの痕跡が数多く残されています。

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川沿いには、人よりも大きい岩が転がっていたりと

ダイナミックな自然があらわになっています。

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後続の班も続々とカンピレーに向かってきています。

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滝の横を抜けていくと、上流にポットホールと呼ばれる穴が空いています。

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昔、西表島には男の神様しかいなく、女の神様を呼ぶために

西表島には宝石がたくさん入った壺がある。と知らせたという言い伝えが残っています。

その壺がこの穴。

中に入った石が川の水の流れにより動き、削れて大きな穴になっています。

心なしかハート型!

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途中、地図が載った看板が立っています。

ここまで、2.6km

今回は仲間川展望台まで歩くので、残り9.95km

まだまだ序の口です。。

 

 

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カンピレーの滝を超えると、横断道入口!

やっと、入口に到達できたと喜ぶのもつかの間

ここから本格的な山道に入るので、注意するように!!

と、隊長から檄がとびます。

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横断道は、基本、自然道ですが所々標識が立っており

道に迷わないような目印になっています。

標識には番号が書いてあり、大富口まで24本の標識が立っています。

よい目印になりそうです!

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横断道はもともと、電話線をひくための道で、電話線を通していた時代もあります。

その名残で、途中途中に電話線の碍子が残されています。

木の中央付近にある丸く白いものが碍子。

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場所によっては、地面に落ちてしまっているものも見つけれます。

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今回の横断をするにあたって、自然道の整備がされています。

子どもたちが怪我をしないように

歩きやすいようにと、地域の人々が協力して

このイベントを作っています。

倒木などは、事前にチェンソーなどで除去します。

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とは言っても、自然の中

緑が生い茂り、道をふさぎます。

厳しい自然がそこに横たわっています。

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覆いかぶさる木々は、日よけにもなってくれ

厳しい中にも優しさが感じとれ、自然と一体になったような感覚を味わえます。

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木のトンネルを抜け、歩く道はまさにジブリの世界。

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木陰は緑が濃くなり様々な緑が身を包みこみます

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拾った枝を杖がわりに、道なき道を進みます。

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道の途中には、湧水もあり

乾いたのどを潤してくれます。

水道水に比べ、ミネラル分が多いのか少し硬く感じます。

ひんやりとした水は、まさに山の恵み

水の豊富な西表島ならではの恵みです。

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山道を進んだり、水辺を通ったり。

自然のさまざまな表情をうかがえます

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12:00

水辺で昼食。

つかの間の休息。

ガイド飯田は朝寝坊したため、白米に梅干しのみ

日の丸弁当。。。

 

ただのご飯と梅干しですが、とてつもない御馳走に感じます。

運動した後、自然の中で食べるご飯の美味しいこと。

これは、この場に来た人にしか感じられないことだなと、しみじみ思います。

 

人間は、食べないといきていけない動物。

食べることは、とても重要で、かけがえのないものだなと感じました。

普段の生活では、食べることは当たり前過ぎて無意識に食べてしまっているけど

食べることができる有難さ、幸せさを改めて認識させられます。

食べれることに感謝、生かされていることに感謝です。

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清らかな流れのもと食べる食事は、身も心も癒されます

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昼食後は、再び山道へ

ロープを使った崖登りなど、険しい道が続きます

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沢を渡ったり

 

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崖では、お互いに声をかけあって励ましたりもします!!

お互いがお互いを思いやる気持ち

その気持ちがあればこころもやさしくなります。

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足が埋まってしまうような沼を越え

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時々、休憩

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川はどこも水が綺麗で、

水の流れる音に耳を澄ますと

どこか遠くの外国へ行った気分

 

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ジャングルには、変わった形の植物

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綺麗な花も咲いています。

花の香りに誘われて蝶がヒラヒラと舞っていたり

どこか楽園の雰囲気。

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歩き続けること約10km。。

皆、声も出なくなり、疲れています。

いくつ登り降りしたかわからなくなった頃

ふと視界が開けます。

いつもそうですが、ゴールは突然にやってきます。

コツコツと一歩づつ歩みを進める。

そうして意識が無くなりそうな時、目の前にゴールが姿を現します。

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17:00

校長先生が出迎えてくれています。

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標識も心なしか神々しく見えてきて、感動的。

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山道を終えて、遊歩道を進み

最終目的地の展望台へ。

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展望台から見る景色はまた、一段と雄大で

西表島の自然の雄大さ、

自然の美しさ、自然の厳しさを全てかんじられた横断でした。

一緒に行った子どもたちも、そのような想いを胸に抱いてくれてたら幸せだな。

素晴らしい自然、人に囲まれている西表島。

改めて、自然、人に惚れ直した旅でした。

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20:00

最後は、恒例のブガリ(おつかれさま会)

温かい豚汁、おむすび、刺身、てんぷらと、御馳走が並びます。

疲れた身体には温かい食べ物が何より。

そして、大人にはビール

事故・怪我等なく終えれた安堵感からか、いつもより美味しく感じます。

 

いろいろな人たちに支えられて一つのイベントが行われる。

自分も誰かの手助けになれたのかなと思いながら

全ての人に感謝感謝です。

素敵な想い出を、ありがとうございました!!

 

ガイド飯田(写真/文)、ガイド廣瀬(写真)

浦内川さんぽ(前篇)

休日。

何をしようかなと、前日からウキウキしながら思案。

石垣島へ行こうか、竹富島へ行こうか、小浜島もいいな。

なんて考えていたのですが、

今回は

浦内川!!

 

LBカヤック事務所からも近い川。

ガイド飯田の習性で、

住んでいるところから近い所へはなかなか行かないというものがあります。

近いといつでも行けるやと思ってしまうのでしょう。

せっかくの休み、遠くへ行かないともったいないと思うのでしょう。

 

なかなか、足が向かない。

今回は、意を決して向かいます。

浦内川!

 

7月30日に行った、ゆんたく会で話を聞いて気になっていた川。

浦内川。

(ゆんたく会、詳しくはブログで→ https://lbks.jp/blog/?p=4921)

魚の種類が日本一多い、日本一珍しい魚がいる、日本一大きな川魚がいる川

浦内川。

 

のんびり、気ままにノープランで行ってきました。

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白浜方面のツアーへ行く際に、車でよく通る浦内橋。

1970年に橋ができる前は渡し船で往来していたようです。

渡し場という意味の「バダリヤ」と呼ばれる場所が近くにあります。

 

干潮時には、川の水深が浅くなり

所々干潟になります。

この日は、ちょうど干潮時刻。

川幅が狭くなっています。

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橋を白浜方面へ渡ると展望台があります。

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登ると、一面、マングローブ。

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雄大な景色が広がります。

 

橋まで戻り、ここから遊覧ボートへ乗ります。

いざ、ボート乗り場へ!

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定時便の時間が決まっているらしく、時間をチェックします。

この時、すでに12時30分。。。

まずい、12時30分逃したら14時。。。

ダッシュで、ボート乗り場を目指します。

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料金所でチケットを購入。

滑り込みセーフでした。

ガイド付きツアーに参加しようと思ったのですが、前日に予約が必要とのこと。。。

参加したい方は、事前にご予約ください!

 

予約してないガイド飯田は、マリウドゥ・カンピレーの滝コースへ。

普段カヤックに乗っているので、目線が違うボートに乗ると景色も新鮮です。

 

個人的には、カヤックからの眺めが好きです。

風を身体で感じ、自分の判断で航路を考えるカヤック。

カヤック以外の乗り物に乗って初めて感じる感覚。

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船長のガイドで、上流の船着場を目指します!

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途中、わかりやすいヤエヤマヒルギがあったり

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浅瀬をゆっくり航行したり。

船長はジョークも織り交ぜながら、浦内川の説明をしてくれます。

普段、説明する側なので、聞く側にまわるのは新鮮な体験。

なるほど、こういう風に感じるのかと納得。

 

かれこれ、景色を楽しみながら30分のクルージング。

上流の船着場までは8kmあるとのこと。

カヤックだったら2時間か。

と職業病のような感想を思いながら上陸します。

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ここからは船長としばしの別れ。

上流の滝を目指していざ出発です!

時刻は13時。15時に迎えにきてくれるとのこと。

ここからは自由時間です!

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舗装された道を歩いていきます。

舗装は最初のうちだけで、10分も歩くと自然道になります。

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多くの人が訪れる場所ですが、人工的なゴミは落ちていません。

愛されている証拠ですね。

気持ちよく森林さんぽを楽しめます。

 

道々には、

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クワズイモの葉が茂っていたり、

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ヒカゲヘゴが芽吹いていたり。

西表島を代表する植物たちを見かけることができます。

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オキナワウラジロガシの巨木も。

存在感が違います。理想的な年のとり方。

足元にはどんぐり。

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頭から根っこを出しています。

新しい命が芽生えています。

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森の切れ目から見える景色もキレイです。

それほど登った感覚はないのですが、いつの間にか高いところまで来ていました。

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前日の雨で、森の中はしっとりと潤っています。

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コケが鮮やかな緑色をしていて、癒されます。

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木には柿の実がなっています。

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リュウキュウガキ。

小振りのカキで、実は有毒。

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オキナワウラジロガシの実と同じ大きさ。

どんぐりが大きいのか、カキが小さいのか。

どんぐりが大きく、カキが小さいのです。

サイズ感覚がなくなります。

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さらに、緑の道を抜けると。

展望台が姿を現します。

展望台を登ると、眼下には。

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マリウドゥの滝が姿を現します。

 

沖縄県では唯一、日本の滝100選に選ばれている滝。

滝つぼが円く、深い淀みとなっていることから

まるいよどみ→マリウドゥになったとのこと。

以前は滝つぼまでおりれたみたいですが、今は通行止めになっています。

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マリウドゥの滝を後に、先に進むと

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カンピレーの滝が見えてきました。

昔から、西表の神々が集う聖地となっています。

「カン(神)」、「ビレー(座る)」で神が座るとの意味の場所。

 

誰もいないカンピレーの滝はどことなく神聖さ、

自然の偉大さを感じさせます。

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ひとり、ぽつんと立っていると

時間の流れを忘れてしまいそうになります。

 

少し休憩。。。

 

岩の上に寝転んで水の流れに耳を澄ますと、

時間が流れているのか、戻っているのか。

不思議な感覚に癒されます。

 

このまま、時間が止まればいいな

なんてことを考えていたのですが、

時間は止まらず、無常にも流れていきます。

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時計を見ると、すでに14時20分。。。

戻りの船は15時。。。

まずいです!

 

急いで船着場まで戻ります。

行きに1時間かけてきた道を、急ぎ足で戻る。

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途中、「そんなに急いでどうしたの?」

とキノボリトカゲに二度見されたりする場面もありましたが、

無事、船着場へ到着。

14:40

少し早めの到着となりましたが、また岩場で休憩しながら

船を待ちます。

15時の船に乗船して無事帰着。

 

帰りの船では、ウタラ炭鉱の歴史などを聞きました。

気になっていた炭鉱跡。

船着場から歩いて行けるとのこと。

夕暮れまで時間があるので、行ってみようと思います!

 

 

。。。後編へ続く

 

ガイド飯田(写真/文)

浦内川の魚を考える夕べ ゆんたく会

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7月30日、西表島エコツーリズム協会主催で

「浦内川の魚を考える夕べ ゆんたく会」というイベントが開催されました。

 

「ゆんたく」とは、沖縄の方言で、

何人かで集まっておしゃべりする井戸端会議のようなもの。を意味するようです。

いわゆる、ノンクロン。

 

どんな話がされるか、気になり出向いてみました。

浦内川や、西表島の魚を研究している

日本魚類学自然保護委員の先生を招いてのお話から会はスタートしました。

 

西表島の川、特に浦内川は魚の種類が

日本一多い、日本一珍しい魚がいる、日本一大きな川魚がいる川のようです。

近所に流れる大きな川としか思ってなかった川が日本一を連発する川だとは!!

全然知りませんでした。。。

また、うすうす勘づいていたことですが、

純淡水魚が少ないということも裏づけを得れて、とても勉強になる会でした。

また、再度、西表島の自然に驚くと共に、

誇りに思えるような自然があるのだなと感じました。

 

後半には、その浦内川で飲料用の水の取水を行う工事が進んでいること

生態系への影響はどうなのかという議論が交わされ、とても白熱していました。

 

行政機関やアセスメント会社の話によると、環境への影響はないとのこと。

住民サイドからしたら、本当に影響はないのか?

自然が壊れてしまうのではないの?

との不安。。

 

諫早湾の問題等でも、

当初は環境への影響はないため、堤防を締め切るという行動に移った結果

あのような問題になったり。。

正直、どうなの??という議論が交わされていました。

 

自分は、大学生の時に生物と化学を融合した分野の勉強をしていたのですが、

この問題に関しては、「正直、やってみないとわからない」が結論なのかなと感じました。

自然のメカニズムを解明することはできても、

その仕組みを人工的に作り出すことは難しい。

そこには、目に見えない微生物や、栄養素、化学的成分が複雑に絡みあい、

二次的、三次的な関連性を示してくるからです。

 

あたりまえのようにある自然にも、人間が手を加えている自然にも

それぞれにバランスがあり、世界は均衡を保って成り立っています。

そのバランスのある一つのファクターを変えたことによる影響は、

本当に行ってみなければわからない。

 

今までのバランスを保てるレベルなのか、

新しいバランスが出来上がりガラッと環境が変わってしまうのか。

昔から続くことがよいのか、変化を新たな世代への躍進と捉えるべきなのか。

それは、私達の考え方一つで変わってしまうものです。

 

人間が便利を求め過ぎると、自然は壊れるのはあたりまえです。

今の日本の都会を見れば、明らかです。

田舎だからといって便利を求めてはいけないということもありません。

必要なのは、どのくらいの便利さを住民が求めているかということ。

 

ある人は10段階中3でいいやと思っていても、7の人もいれば、10の人もいる。

自分の住んでいるところでは、どれくらいが理想?最低限必要なのはどれくらい?

これらを腹を割って話し合える場があれば、また違ってくるのかなと思います。

 

これは、西表島だけの問題ではなく、日本の各地域、世界の各地域でも同じことです。

これからの日本はどんな日本になっていくべきか?

 

のんびりおしゃべりする会だと思って行ったゆんたく会。

思いがけないことに

このような大きな問題を僕たち自身が考えて、

実行に移していかなければならないなと感じさせられた会でした。

 

ガイド飯田(写真/文)

救助訓練

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今日は西表島カヌー組合の救助訓練へ行ってきました。

カヤック、カヌーを扱う業者さんたちが所属している団体が主催するもので

万が一の時のために毎年欠かさず訓練を行います。

 

午前中に救急救命士の先生を招き

心臓マッサージ、AEDの使い方、窒息時の対応、搬送の仕方など

基本的な救助方法を学び、

午後から実際のフィールドで、怪我人が出たと仮定して

担架を使った搬送を体験しました。

 

この訓練を実践でつかわなくてもいいように

日頃からL.B.カヤックのガイド全員、安全面には十分注意していますが、

いつ何があるかわかりません。

その時パニックにならないように、訓練しておく必要があります。

 

まずは、午前中の座学

心臓マッサージの方法は5年に1回改正されて、省略されたり追加されたりします。

前の改正では、呼吸の確認方法が変わったみたいです。

自分は去年受けていたので、内容は前と一緒でしたが、

普段使うことが無い技術

定期的に訓練を受けると、改めて気が引き締まります。

 

AEDも使います

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窒息の時に使う、腹部突き上げ法

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担架が無い場合の搬送方法

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多くの搬送者がいて、異様な光景です。

 

 

そんな講習で、一番心に響いたことを少しお話します。

それは、救急救命士の先生がおっしゃった一言でした。

 

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まず最初に「予」が大事とのことでした。

予想、予報、予測、予告等「予」はたくさんありますが

この時の「予」は「予防」の予

まずは、日頃の予防が大事!!

あとは、病院に連れて行くこと。

これが大事!!

心臓マッサージとかは付属の行為でしかなく、本格的な処置ができるのは病院

なので、病院に連れて行く方法を考えることが大事です!!

とのことでした。

 

あたりまえのことですが、心臓マッサージ等を習っていると

心臓マッサージをすればいいんだと思ってしまうのですが

一番大事なのは、病院に連れて行くこと

その途中で、必要ならば心臓マッサージをする。

 

ハッと気づかされました。

一番の本質を考えて行動する

普段やってないと、緊急時は尚更できない

そんなあたりまえだけど、あたりまえじゃないことに気づかせてくれた

救急救命士さん、ありがとうございます!!

 

 

 

午後からは、実際使っているコースへ出て

緊急時の搬送訓練です。

滝上で怪我をした設定です。

滝上から最寄の駐車場までエスケープルートを使って搬送する。

そんな説明を受け、いざ出発です!

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さすがに全員ガイドだけあって、足取りは軽く

普段の3倍ぐらいのスピードで山道を突き進みます!

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緊急時のみ使えるルート

普段見れない角度から滝を眺められました。

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滝うえに到着!!

手早く担架を組み立てます

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今回は訓練と言うことで、袋に詰めた砂を患者に見立てて運びます

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6人で運ぶのですが、

結構重たい。。

道がせまく、足場が悪いので危険です。

バランスが崩れると腰に重さがのしかかり

腰が痛くなります。。

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手がちぎれそうなぐらい大変です。。

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森の中を突き進みます

まわりの景色なんて見ている余裕はありません。

自分の汗で前が見えません。。

一刻も早く患者(砂)を駐車場に!!

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最後、安全な平坦な道で砂ではなく、実際の人に乗ってもらい、

より実践的に訓練を行います。

乗った人の感想は、

左右のバランスが大事

傾くと体勢的につらいとのことでした。

 

普段やらない搬送

訓練とはいえ、人ひとり運ぶのが

こんなに大変だとは思いませんでした。。

 

いい経験になりました。

このような搬送をしなくてもいいように、

普段から安全には十分すぎるほど注意してツアーを行っていきたいと

改めて思いました。

 

子どもの頃、教頭先生によく言われた

「家に帰るまでが遠足」という言葉が頭をよぎります。

 

無事に終わってこそ、いい思い出として心に残ります。

お客様にはいい思い出を持って帰ってほしいです。

明日からも、気を引き締めてツアーを行っていきます!!

ツアーに参加される皆さま、無茶をせず安全に楽しくツアーを行っていきましょう!

 

P.S.

今回行った心臓マッサージ、AEDの使い方などは

お近くの消防署や日本赤十字の支部等で定期的に講習を受けれます。

興味のある方、AEDって何?という方はぜひ、講習を受けてみてください!

皆が使えるようになり、1人でも多くの命を救える社会になったら素敵ですね。

 

ガイド飯田(写真/文)

 

実りの秋 in西表島

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こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

ここ最近、晴れる日も少なくなり、季節的な北風も吹いています。

今朝の気温は21℃、日中の最高気温は27℃でした。

少し肌寒く感じます。

 

と、言うと全然寒くないように思えますが

西表島の住民にとっては寒いのです(笑)

 

それはジャングルの植物達にとっても同じなのでしょうか。

いたる所で、様々な木の実がなり始めています。

秋が始まっています。

 

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西表島は常夏のイメージがあるかもしれません。

しかし秋は存在します。今まさに秋です!

 

西表島で秋を感じる。。。おすすめです。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

これも夏!

こんばんは。

ガイド廣瀬です。

 

夏と言えば青い空に白い雲。

そして強い日射しを想像します。

 

しかしこの天候も夏。

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そう、スコールです!!

ツアー中にもよくあります。

 

開けた場所だと雨のカーテンが見えることも。。。

 

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なかなか雨のカヤックも気持ちいですよ!!

カッパなんか着ません!あえて濡れます!!(笑)

 

雨のあとはこんな美しいものが見れることも。

 

 

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予報が雨だとしても、

落ち込む必要は有りません!

 

空はどんよりでも

心は常に晴れにして、

思いっきり西表島を楽しみましょう!

 

ガイド廣瀬(写真/文)

夏休み。

こんにちは。ガイド金原です。

 

夏休みが始まり、毎日子供達と遊ぶ。

 

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子供達は遊びの天才だ。
僕が何もせずとも、自分達で楽しむ方法を知っている。
やはり子供達にとって、遊びと言うのは必要不可欠なものだろう。

 

また、子供達が自然の中で学ぶ成長スピードには驚かされる。
ジャングルや岩の中、最初は危なっかしく僕達の指示を聞きながら進んでいく。
だがどうだろう、ツアーが終わる頃には自分で考え、足元の悪い道も
スムーズに進んでいく。

 

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そして子供達は単純で純粋だ。
ツアーが終わると思い出したかのように、睡魔に襲われ眠りにつく。

 

さあ、僕も子供達に負けてられない。
夏を思いっきり楽しもう!
夏休みはまだまだこれから!!

 

ガイド金原