Archive for 2月, 2015

今年初、田植え。

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こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

2月も後半に入り、

西表島では20℃を超える日が多くなってきました。

ご存じでない方も多くいらっしゃるかと思いますが

実は西表島でもお米がとれます。

 

先週あたりから各地で水を入れるなどして準備を進めていました。

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サギも餌を獲りにやってきます。

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そして祖内地区のある田んぼでは

既に田植えが完了していました!

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東洋のガラパゴスや

東洋のアマゾンなどと例えられる西表島ですが

どこか日本の懐かしい風景がそこには広がっていました。

辺りには田んぼ香りも漂います。

この香り子どもの頃を思い出します。

僕は虫取り少年でしたので(笑)

 

綺麗に並べられた苗。

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収穫は6月下旬から7月上旬にかけて。

黄金色に輝く稲穂の上にはトンボが飛び回ります。

しかし、辺りにはセミの鳴き声が響き渡る。

何とも不思議な空間が広がります。

 

その頃また皆様にお知らせしようと思います。

お楽しみに☆

 

ガイド廣瀬(写真/文)

冬の大潮。真夜中の干潮のマイナス潮位。まとめ

こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

冬の大潮(満月、新月)の真夜中の干潮時、潮位がマイナスになります。

すなわち、普段水中にあるサンゴがむき出しになるほど

潮がめちゃくちゃ引いてしまうということ。

 

そして昨日、新月を迎え

今回の大潮が今シーズン最後のマイナス潮位となりました。

 

ガイド廣瀬はこのマイナス潮位が作り出す

不思議な光景や現象に魅了され、計8回も真夜中の海へ!

 

今回はその総集編を皆様にご紹介したいと思います。

 

まず初めに驚いたのはサンゴが水面から顔を出していること!

普段は水中にあるサンゴがむき出しに。

普通じゃ考えられない、不思議な光景がそこには広がっていました。

O O O

更に驚きなのが魚たち。

昼間見かける時は、その巧みな泳ぎで

絶対に素手では捕まえることはできません。

 

しかし夜は魚も寝る時間。

横になっているものや、頭を突っ込んでいるもの

動かずじっとしているものなどなど

様々な魚がぼーっとしていました。

O OOO O

しかし中には夜になると活動し始める魚もいます。

よく見かけたのはこのウツボ。

ほかの魚がぼーっとしている中ウツボだけが

元気に泳ぎ回っています。

近づくと、意外と可愛い顔をしています。笑

OO

 

次によく見かけるのはカニ。

様々な種類のカニが夜の海を歩きまわっています。

その姿はどれもユニークなものばかり。

皆さんはどのカニが好きですか?笑

OO O O O O

ここからはよくわからん生き物を紹介。

まずは棘皮動物といわれるウニ、ヒトデ、ナマコ。

 

ガンガゼ。超接写をすると

OO

 

オニヒトデ。サンゴを食べてしまう嫌われ者。

接写をすると・・・ものすごいトゲ!

このトゲには毒があるので要注意。

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ナマコ。本当は黒い体をしています。

砂をまとって強い日差しから体を守っている。

という説が。まだ詳しいことは分かっていないようです。

O

 

その他番外編として

カツオノエボシ。猛毒があるクラゲの様な生き物。

これまた接写をすると、とても綺麗に映る。

O O

 

 

これはなんだか分かりますか?

実は小さなタコ。周りの景色に擬態しています。

かろうじて目だけ見えています。

これを見つけた自分にも驚き(笑)

O O O

 

海の人気者、カクレクマノミにとっては

マイナス潮位は一大事!

イソギンチャク宅はぺたっとなりクマノミは窮屈そう。

満ちてくるまでの数時間の辛抱です。

O O

 

そしてそして最終日に出会ったのは超大物!

なんとウミガメ!!

取り残されてしまった様子。

寝ぼけているのか、ぼーっとしていました。

O O

最後の最後にこんな出会いがあるとは。。。

今年の運はこれで使い果たしてしまったかもしれないと

思うくらい衝撃的でした。感動です。

 

今回紹介した以外にも海には

まだまだ生き物がたくさんいます!

私はもともと陸上の野生動物を専門に勉強をしてきましたが

西表島に来て海をかじったら、止まらないほどにハマっております。

何故、先に海から勉強を始めなかったのかと思うほど。

海に行けば必ず生き物に出会います。

そしてそれぞれの生き物がとても個性的で色や形も様々です。

この生き物はどこが目でどこが口なのか!?と思わせるものまで。

あらゆる生き物が海にはいます。

 

山ではこれだけ多くの生き物を見つけるのは至難の業です。

西表島はジャングルばかりが注目されがちですが

海にも素晴らしい生き物がたくさんいます。

 

この豊かな海を、自然をいつまでも残していけるよう

これからも、まずはこの素晴らしい自然を

ガイドとして皆さまにお伝えできればと思います。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

西表島のシンボル

こんにちは。ガイド金原です。

 

突然だが、西表島のシンボルと言えばなんだろう・・・。

人それぞれ違うだろうが、僕はやはり「イリオモテヤマネコ」を連想する。

 

先日、僕の中での西表島のシンボル「イリオモテヤマネコ」に関するシンポジウムが林野庁主催でされたので参加してきた。

今年で、ヤマネコが発見されて、ちょうど50年を迎えるそうだ。

 

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今日は、僕の中での西表島のシンボルについて述べてきたい。

 

まず、イリオモテヤマネコがどういった動物なのかおさらいしていく。

 

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元々この動物は、「イリオモテヤマネコ」という独立種だと考えられていた。

 

しかし、最新のDNA研究によってネコの仲間の中でも特に広域分布している

「ベンガルヤマネコ」の亜種であると言う説が最有力になってきている。

 

つまり厳密に言うと、西表島のみに生息しているベンガルヤマネコの仲間というわけだ。

 

単独行動を好み、西表島では唯一の肉食哺乳類として島の生態系の頂点に立つ。

 

島内での生息数は発見されて以来今日まで100~130頭前後といわれ、

増えても減ってもいない。

しかし、ここ数年は車との交通事故が増えて絶滅が危惧され、

シンポジウムの中でも、そこに主点をおいていた。

 

しかし僕の中では、現状そこまで神経質になる必要があるのかどうか疑問を感じている。

 

というのも、イリオモテヤマネコは交通事故の記録が残っている1978年以降、

少なくとも60匹以上死亡している。

 

しかし、生息数は“数字上”大きく変動することなく、

100頭前後という数字を保ち極端に減ることはない。

 

だとすると、僕が思うにこの「100頭」という数字が、

この島の広さの中で生息できる最大数なのではないだろうか。

 

と言うのも、ヤマネコたちは、1匹1匹が自分の縄張りをしっかりと持ち、

およそ100頭がその縄張りが重ならないように、上手くバランスを取り合ってこの島で生活している。

また、西表島はネコ科の肉食獣の生息地としては世界最小の島だといわれている。

 

もし仮に、イリオモテヤマネコが200頭や300頭いた場合、

このバランスが崩れ、縄張りが重なり、上手く繁栄することができないのではないだろうか。

 

もしかすると、この「100」という数字が極端に減らない限り、

まだ自然の摂理の範囲内なのかもしれない。

 

だが少なくとも、生息数は極僅少で、さらに交通事故も増え、

絶滅の恐れのある希少動物であることは間違いない。

 

西表島のシンボルが絶えない為にも、今はそっと見守っていこう。

 

ガイド金原(写真/文)

 

 

 

 

 

ガイド廣瀬、ひとり旅。

こんばんは。ガイド廣瀬です。



昨日バレンタインの日にガイド廣瀬は

シングルのシーカヤックに乗りひとり旅へ出かけました。

 

社長命令により(笑)

経験値をUPさせてこい!とのこと。
とてもありがたいです。

目指すはかつて集落があった網取という場所。

今回の行程。

地図のコピー


穏やかな風、
穏やかな波のなかスタートです。

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まずは内離島と外離島の間の

サンゴの欠片でできた白州と呼ばれる砂浜へ。

行きは南風が見方になり、スーっと進みました。

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白州に到着。白い砂浜に青い海。

ガイド廣瀬、お気に入りの場所です。

 

次のチェックポイントはサバ崎(ゴリラ岩)です!
本当にゴリラのような岩があります。

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そしてここの海を渡るのがなかなか楽しい。
波が立ちカヤックが程よく揺れる。
シーカヤックやってるなー!という感じがします!

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ゴリラ岩に到着!

ここへ来るのはこれで2回目。

相変わらずゴリラな岩ですが、

今回、新発見がありました!


ゴリラのの中にもう一人ゴリラが…
上の方、アップすると…

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小ゴリラがいました(笑)


ゴリラ岩を通過すると見えてきます。
今回の目的地の網取が!

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エメラルドグリーンの海を漕ぎ進め、見えてきました!

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到着。



こんなに離れた場所に人工物が。
かつてはここには人が住み集落がありました。

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そして、耕地や交通の不便と人頭税の重圧に耐えて村人は父祖の築いた繁栄を守ってきました。

しかし、政治の貧困による経済の行き詰まりと医療、教育の不備を始めとする孤島苦がつのり

昭和46年7月14日に全員が離村となりました。



現在は東海大学の研究施設があります。



島の中へ入ると人が住んでいた形跡もあり

不思議な空間が広がっていました。

O O O

お昼ご飯はおにぎり。もちろん手作りです。

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帰りは外離島外側を回って戻ります。

外離島は島と言うより山。

山が海に浮かんでるよう。海岸線はほぼ崖です。

 

途中、カツオドリに遭遇!

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手元どころか全身が揺れる中

なんとか捉えました。

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満足げに最後の直線へ。

しかし南風の影響でなかなか進みません。

でもそれも楽しい。ゆったりと周りの音や景色、においを

感じながら帰ってきました。


今回の旅を通じて
シーカヤックの楽しさ、西表島の雄大さなど
改めて感じることができました。
山も良いけど海も好き。

 

西表島の魅力をさらに感じるいい日でした。

また行きてー!

 

ガイド廣瀬(写真/文)

外来生物は悪者なのか・・・。

こんにちは。ガイド金原です。

 

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昨日、環境省が主催となり、「西表島外来生物対策」のワークショップが祖納公民館で行われた。

西表島で問題になっている外来生物の実態や、実情を把握しようというものだ。

 

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現在、西表島には植物だけでも210種の外来生物が定着しているといわれている。

その中でも特に問題視されているのが、「アメリカハマグルマ」。キク科に属する可愛らしい花だ。

 

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1970年代から沖縄の各地に緑化植物として導入され、次第に野生化・・・。

強い繁殖力をもっており、希少な自然環境に侵入し、在来種や生態系を脅かす存在になってしまっている。

それに伴い、外来生物法では「要注意外来生物」に指定されている。

 

しかし、外来生物を肯定するわけではないが、僕はこの「外来生物法」、そして、

「外来生物」と言う表現があまり好きではない。

というのも、この法律が何となく曖昧なものだからだ。

 

日本の「外来生物法」の中では、

外来生物とは、「海外」から「人為的」に入ってきた生物に焦点を絞っている。

「外来生物法」という法律上では、移動の境界は国境だけなので、国内を移動した生物は外来生物とは呼ばない。

 

つまり、日本国内のある地域から、もともといなかった地域に持ち込まれた場合、

もとからその地域にいた生物に影響を与える可能性があるが、これは外来生物とはみなされない。

 

例えば、もともと本州以南にしかいなかったカブトムシが、

最近は北海道でも見ることができると聞くが、“カブトムシ”は外来生物ではない。

 

しかし、西表島からすぐ隣の台湾から入ってきた“タイワンサイカブト”は

外来生物として位置づけられている。

 

距離で見たら「台湾-西表島」も「本州-北海道」もそれほど大きくは変わらない。

 

たまたま台湾は海外だが、

もし台湾が国内で、北海道が国外だった場合、

“カブトムシ”と“タイワンサイカブト”の位置づけは逆転するのだろうか・・・。

 

実際、日本は島国ということもあり、外来生物という意識は高いが、

大陸続きの海外の場合、動物たちは陸地を自由に移動できる。

この場合、どこまでが外来生物になるのだろう。

 

これは国境を引いた人間のエゴではないだろうか。

そもそも、動物達に人間が決めた国境など関係ない。

 

また、もともと人間の都合で持ちこまれた動植物たちが、

都合が悪くなった途端に「外来生物」という批判的な表現をされるのは納得いかない。

 

動物達は、半ば強制的に導入された環境に、上手く適応し繁栄をしているだけ。

本来、動物達に罪は無いはずだ。

 

とはいうものの、※「侵略的外来生物」に目を向けなければいけないのも事実。

※(自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かすおそれのあるもの)

沖縄のマングースや、小笠原のグリーンアノールなどがそうだ。

 

しかし、「侵略的」と表現すると、なにか悪い生き物たちだと思われがちだが、

この動物たちも、本来の生息地ではごく普通の生き物として生活をしている。

 

この動物たち自体が恐ろしいとか、悪いというわけでは決してなく、

たまたま、導入された場所の条件が、

大きな影響を引き起こす要因を持っていたに過ぎない。ということを理解していただきたい。

 

外来生物との関わり方は、今後も大きな課題になりそうだ・・・。

 

ガイド金原(写真/文)

沖縄そば

こんばんは。ガイド萩原です。

 

突然ですが、下の写真はガイドを始めた当初の私と「八重山そば」。

初々しい私はさておき、今日は「そば」を作ってみることに。

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さて、ツアーのお昼ごはんでお客様に提供させていただいている八重山そば。

そもそも「沖縄そば」と「八重山そば」の違いって何だろう?

という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

麺の太さや具などの違いもありますが、

「八重山諸島で作る沖縄そばを八重山そばと呼ぶ」と

理解してもらえればOKだと思います。

 

さっ、ということで、今日は誕生日が同じで、血液型も同じで、

部屋が汚いのも・・・な「伸一郎&強」が

沖縄そば作りに挑みました。

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まずは準備する材料から。

 

【約10玉分】

・強力粉1kg

・仕込み水

重曹 小さじ2杯、卵 2個、塩 大さじ2杯、水  370~380g

・打ち粉 (片栗粉) 適量

 

たったこれだけです。

 

では早速、生地を作っていきます。

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強力粉に少しずつ仕込み水を入れ、粉と仕込み水が均一になるように混ぜていきます。

集中する金原、ボーっとする萩原。

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次は生地を練っていきます。

手のひらでおしながら練り込み、ひとつにまとめ、生地の表面が滑らかになる程度こねていきます。

こねすぎるとよくないようなので、10分程度を目処に。

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ここからは、いつになく輝きに満ちているガイド金原をご覧ください。

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いかがでしたか?

なかなかのナイスガイではないでしょうか?

ちなみに私はジェントルマンです!(・・・。)

 

さて、生地を練った後、ラップをかけて一時間ほど寝かしたら、生地を伸ばして折り畳み、包丁で切っていきます。

重要なのは打ち粉を多め、かつこまめにまぶすこと!

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みてください、この本格的な麺を!!

O

※市販の沖縄そばを買うと油で麺がギトギトしていますが、それは麺と麺がくっつかないようにしているためなので、油はかけなくてOK

 

茹でます。

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出来上がり!

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食べてみての感想、「ぅんまっ!」です。

正直、初TRYでここまでちゃんとした麺が作れるとは思っていませんでした。

 

でもですね、実は先日うどんを作ったときは失敗したんです。

その失敗があってこそ、今日のそばが成功したのだと言えましょう。

 

失敗は成功のもと

 

誰もが知っていることわざですが、失敗を恐れず、社長を恐れず(?)、果敢に挑戦する姿勢と勇気を持つことの重要性を実感した一日となりました。

 

次回のブログは「うちのオヤビン(社長)」を予定しています。

果敢に挑戦する姿勢と勇気を持って書きたいと思います!

乞うご期待ください。

 

ガイド萩原(写真/文)

 

2/14  追記

今日のお昼も沖縄そばを食べました!

 

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でも、やっぱり打ちたてのそばが美味しいですね。

やまねこマラソン

こんばんわ。ガイド飯田です。

 

昨日2月7日は西表島の一大イベント

やまねこマラソン大会が開催されました。

 

当日は青空広がる晴天

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やまねこマラソンには珍しい青空

2月は天気があまり良くなく、

これだけの天気は15年ぶりのことだそうです。

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L.B.カヤックではガイド4名全員参加しました!

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しかも、無謀にも全員23kmでの参加です。

スタート前に荷物を預け

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ケガをしないように入念に準備運動をします

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念には念を入れて準備運動

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開会式では町長から

やまねこマラソンについてのお話がありました。

やまねこマラソンの参加費のうち200円は

寄付され、ヤマネコの為に使われるようです。

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ヤマネコの為のチャリティーランの側面もある

やまねこマラソン

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竹富町のゆるキャラ

やまねこの“ピカリャー”も応援にかけつけてくれました。

 

開会式も終わり、いよいよスタートです。

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スタートしてからは下り坂。

安全のため、みんなゆっくり走ります。

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道路へ出るといよいよ本番

みんなペースが上がっていきます。

沿道での温かい応援を受け、軽快に走ります。

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やまねこマラソンのテーマ

“さわやかに西表島の大自然を走ろう”のように

ガイド4名も、さわやかに駆け抜けます

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風を受け流しながら、ひたすらさわやかに走ります

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走っている最中には

西表島の、のどかで雄大な景色が広がります

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3kmぐらい走ると雲行きが怪しくなってきました

太陽が陰ると気温も低く感じ

一気に走りやすくなります

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そんな時

“ピィー、ピィー、ピィー”と遠くで鳴き声がします。

カンムリワシです。

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上空を滑空しているものや、電柱に止まっているものなど

3体のカンムリワシを見つけることができました。

特別天然記念物のカンムリワシを間近で見れるのも、

西表島ならではの醍醐味です!

 

 

7kmを過ぎた地点で一雨降り

温まった身体をひんやりクールダウンさせてくれます。

西表島で唯一のトンネル“西表トンネル”を抜けると

中間地点白浜港に到着です。

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このトンネル実は“日本最南端のトンネル”です。

普段走ることはできないトンネルの中を走れるのもマラソンの時だけ。

中は照明が点いていますが

暗い雰囲気

洞窟の中を走っているみたいです

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トンネルを抜けた先には

中間折り返し地点!

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結構走ったつもりでしたが、まだ半分の11.5km

先はまだまだ長いです…

普段走らないせいか、足が張って

足が重くなってきました…

大丈夫か、自分?

 

そんな時、颯爽と現れた人物。

そう、ガイド萩原です!

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なぜか、ハイになってます。

やばいぐらい、ハイになっています。

 

給水所で、黒糖をもらいご満悦の表情

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さわやかに抜き去っていきました。

気分がのっているのか、早いです

 

とり残されたガイド飯田は沿道の声援を受けながら

重い足を引きずりながら走ります。

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地元の方々の温かい応援がありがたいです。

 

この大会はさまざまな人たちに支えられています。

沿道で応援してくれる人たち、給水所で水を配ってくれる人たち

交通整理をしてくれる人たちと、あげればきりがありません。

この大会は人々の想いで作られているといっても過言ではありません。

走らせてもらって、ただただ“感謝”の一言です。

 

給水所では、子どもたちもお手伝いしてくれています

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燃えるごみと燃えないごみも、きちんと分別しています。

子どもたちにも“ありがとう”の言葉を伝え

先を急ぎます

 

ヤマネコ出没エリアを通り抜け

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16km地点

ここで、異変が起こりました…

 

ガイド廣瀬です!

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かなり険しい表情で走っています。

声をかけても“足が、足が”と呟きながら走っています

結構追いつめられているみたいです。

クールなガイド廣瀬の普段見られない表情を見れた気がします

 

心配ですがガイド廣瀬を置いて先を急ぎます。

ガンバレ!ガイド廣瀬!!

 

浦内川の風光明媚な景色に元気をもらい走り続けます

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上り坂、下り坂を越え

足がもう限界です…

 

本人は走っているつもりですが、

普段歩いているスピードより遅いのが自分でもわかります。

もう歩こうかな

そんな誘惑に駆られ、心が折れそうになった時

あと1kmの表示が!!

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“あと1kmだから、ガンバレ~!!”と大きい声で

応援してくれています。

ちょっと、泣きそうになりました。

温かい応援が心にしみます。

 

ラスト500mでは太鼓を叩いて応援してくれています!

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太鼓の音頭につられて、足も軽くなったみたいです

 

なんとかゴール!!

ガイド萩原は先にゴールしており余裕の表情

気分はハイのままで、運動会の音楽が聞こえると言っています…

ちょっと、目が…

 

ガイド萩原が会場を後にする中

ツリそうになる足を耐えながら、残るガイドを待ちます。

 

なかなか来ないなぁ

そう思った矢先、

来ました!

 

ガイド廣瀬です!

先ほど見せていた表情とはうって変わって

普段のクールなガイド廣瀬に戻っています。

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ポーズまで決めており、余裕です

心配して損しました

 

遅れてガイド金原がゴール!

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ガイド金原、堂々とした走りを見せてくれました

ゴールの時、天に拳を突きあげたのが恥ずかしかったのか

照れています

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なにはともあれ、全員無事に怪我なくゴールできたことがよかったです。

 

 

夜には“ふれあいパーティー”という祝賀会が行われ、

お祭りのような騒ぎ

地元の青年会の人たちも屋台を出してくれています。

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スーパーらしいスーパーも少ない西表島

ここぞとばかりに、子どもたちも走りまわってはしゃいでいます。

イノシシそばや、カレー、焼き鳥など数多くのメニューがあり目移りします

 

そんな中、ホールの中から楽しそうな

音楽が聞こえてきました

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地元の方、ランナーの方が入り乱れて

ステージの上で音楽に合わせ踊っています

みんなで一緒に共有できる時間を楽しむ

そんな、沖縄らしい風景ですね。

 

楽しく踊っているステージの前には見慣れない大きな船が2艘

よく見るとサバニ船です

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サバニ船の上には

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大量の新鮮な刺身が!!

しかも美味しそう、いや、美味しかったです。

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お刺身も頂き、お腹もふくれたので

帰ろうかなと思い、ゴミ箱を探しましたが見当たりません。

 

フラフラと歩いていると

ゴミステーションなるものを発見!!

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看板にはわかりやすく分別方法も書かれています。

西表島では、ゴミの焼却施設が小型のものしか無く、

分別が厳しく、回収日も少ないのが現状です。

 

そのためか、島民のエコ意識も高く、

きちんと洗浄して出したり、できるだけゴミを出さないよう

意識して生活しています。

 

本州では、生ゴミは燃えるゴミの日に回収してくれますが、

西表島では、生ゴミの回収は行ってくれません。

 

自分も、西表島へ来てこの事を知り、ビックリしました。

普段、当たり前だったことが当たり前じゃない

頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。

 

西表島で生ゴミをどう処理するのかというと、

各家庭でコンポストを作り、肥料にして処理します。

 

これを始めると、調理中の野菜の切れ端とかでも

捨てる前に、捨てる所か使える所か

そんな問答が頭を駆け巡り

食材の使える所は全て使い切り、

命をありがたくいただこう

そんな思いが芽生えてきます。

 

そんなエコ意識の高い

西表島のお祭りのゴミステーションでは

これまた、ビックリするような光景が!!

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洗っています!!

 

ただ分別するだけではなく、

集めたトレ―やお皿をゴミ袋へ入れる前に

全て洗っています!

お皿に付いたカレールーの残りとか、

しょうゆとかタレを綺麗に取り除き完璧に分別しています。

 

普段のお祭りでココまでするでしょうか?

僕はこの光景を見た時、

“ああ、凄いな”

ただただ、そう思いました。

 

ただ楽しいだけじゃない

細かいところまで、最後まで手を抜かず

一生懸命やってこそ、楽しいイベントになるんだ

 

そんな声が聞こえてきた気がします。

 

出場する人々に楽しんでもらいたい

そのために出場者より多くの人たちが裏で働いてくれています。

そんな裏方に徹してくれる島民の方々やボランティアの方々の

支えがあって“やまねこマラソン”は成り立っています。

 

沿道で応援してくれた人、途中で交通整理をしてくれた人

救護のため待機してくれた人、給水所で働いてくれた人

大量の刺身をさばいてくれた人、屋台を出してくれた人

ゴミステーションで後片付けをしてくれた人

まだまだ、たくさんの人がいますが

大会を作ってくれた人々全員に感謝、感謝です。

 

やまねこマラソンはみんなの想いが

1つになったからこそできた大会でした。

 

ありがとう、西表島。

ありがとう、やまねこマラソン。

 

ガイド飯田(写真/文)

上原小学校 学習発表会。

こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

先日、上原小学校の「学習発表会」が行われました。

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地域の活動で日ごろお世話になっている方の

お子さんがいたり、仲良しになった小学生がいたので

その応援にガイド廣瀬、行って参りました。

 

そもそも気になるのが『学習発表会』というもの。

僕の小学校にはありませんでした。

聞いてみると他のガイドも皆無いとの事です。

 

まず始めは、1年生のごあいさつから。

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とても元気がよく、ひとりひとりに台詞もあり

しかも歌まで歌って1年生なのにすごいなと感心してしまうほど!

 

そして次々と演目が行われます。

合唱があり、劇があり。

中でも注目したのは5,6年生の『創作獅子』と平和劇『対馬丸』

 

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獅子では迫力のある動きを見事に表現。

内地の獅子とは違い2人で演技を行います。

動きを覚えるの、息を合わせるの

並みの練習では到底難しい。

憧れます。

 

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『対馬丸』では戦争でおきた実話を再現。

戦争のため子供達を内地へ疎開させる船、それが「対馬丸」。

しかしそれは建前でした。

もともと貨物船の「対馬丸」は速度は遅く

アメリカの魚雷に撃沈させられてしまいます。

本音は、戦争のため多くの兵士が島に上陸するので

食料の確保が必要だったのです。

そのため多くの児童を乗せた対馬丸は

海のそこへ沈んでいきました。

 

恥ずかしがる子はいません。

たくさん練習してきたんだと感じる演技。

素晴らしい子達ばかりです。

 

『学習発表会』はこのようなものでした。

大変素晴らしい!

 

そして、周りを見ると我が子を

ビデオに収める親御さんたちの姿が。

そういえば自分の両親も同じだったなと思い出します。

今なら両親の気持ちも少し分かるような気もする。

そりゃ子供が頑張っている姿は収めたくなる。

 

あの時、両親に反抗してた自分に少し反省・・・

お詫びに石垣島の活車えびを贈りました(笑)

 

それにしても小学生のうちからこんな経験ができるなんて。

正直うらやましくも思います。

多くの自然に囲まれて、素晴らしい教育環境にも恵まれて。

 

最近少し思うことがあります。

まだ先の話ですが、自分の子供は

西表島でのびのびと育てたいなと。。。

 

21歳のくせに何を言ってる!と思われそうですが(笑)

 

たくさんのいい刺激をありがとうございました。

 

小学生に負けず自分も

頑張らねばと改めて思う1日となりました。

 

ガイド廣瀬(写真/文)

恵方巻き。食べました。作りました。

こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

昨日、2月3日は節分でしたね。

私たちLBカヤック一同、恵方巻きを食べました。

 

だけでなく作りました。これがLB流。

材料は石垣島で調達。

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ひとつひとつ丁寧に慎重に真剣に作ります。

 

ガイド金原

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ガイド廣瀬

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ガイド飯田

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ガイド萩原は・・・

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少し不器用なため、2人の指導を受けながら(笑)

でも顔は真剣。

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完成したのがこちら!

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この具材が飛び出てる感じが美味しそう。

なかなか上等です!

 

今年の方角は西南西。

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西南西を向き、一言もしゃべらず食べました。

これで今年もLBカヤックに福が来るでしょう。

 

そして余ったものをカットしてみました。

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初挑戦のわりには、きれいに巻けてます!

そしてやはり思うのは、手作りは美味しい。

 

次は何を作るのか・・・

 

お楽しみに!!

 

ガイド廣瀬(写真/文)

 

冬のガイドの一日

こんばんは。ガイド萩原です。

 

冬真っ只中、内地の皆様いかがお過ごしでしょうか。

この時期の西表島はシベリア・中国大陸からの寒波が

高気圧の張り出しによって運ばれてくるため、

冷たい北風がビュービュー吹く日もあります。

 

しかし!

今日は日中20℃を越える暖かい一日となりました。

(半袖で十分でした!)

 

さて、よくツアーに来て頂いたお客さんに

「冬って何してるんですか?」

 

と、よく質問されるのですが、

 

「ん~、ツアーの無い日はカヤック修理したり、植物とか観察したり、

餃子作ったり、ブログ書いたり・・・

よく分かりませんけど色々やってますね」

 

とあやふやな回答しかしていないので、

今日の一日をブログにしたいと思います。

※あまり写真がないので、今日は文章でお楽しみいただければと・・・

 

★朝8:00 出勤

ツアーのある日もない日も必ず今日明日の天気を確認します。

気象庁の天気予報を参考にしつつ、観天望気(雲の形・動きや

風向きと風の強さ、湿度などを肌で感じて自分なりの予報を立てる)

を行い、ガイド全員で共有しています。

この習慣を癖にすることで、もしツアー中に急激な天候変化があった

場合でも迅速な対応ができるようになっていくのですね。

 

余談ですが、今年は北海道付近に台風並みの大きな低気圧が

頻繁に発達していますね。

西表では9月~10月にかけて台風が接近してきますが、

台風は熱帯低気圧(暖かい空気の塊で水蒸気をエネルギーとしているもの)が

発達したもので、

北海道というか北日本に発生する低気圧は

気温差(寒暖差)がもととなってて、急速に発達しやすいもののようです。

(いわゆる爆弾低気圧と呼ばれるものとか)

 

特に昨年末から現在にかけて頻繁に大きな低気圧が北日本に

接近しているので、とにかく大きな被害が出ないように祈るばかりです。

原因はなんなのでしょうかね。(気象庁も目下調査中のようです)

 

さて、話しを戻しましょう!

 

★朝8:30 朝礼

社長とガイド全員で朝礼をします。

ガイドはこの時間帯が一番緊張している時でしょう。

なぜかって?それは企業秘密(?)です。笑

 

★朝9:00~11:30

まず、事務所内はもちろん、事務所&近所周りの落ち葉を拾ったり

清掃をします。清掃することで気持ちが晴れやかになり、

仕事もはかどります。

そのあとは各自が自分の仕事をしていきます。

ウェブサイトを更新したり、カヤックを修理したり、社長に叱咤激励してもらったり、

ん?最後は仕事ではないですね。失礼いたしました。笑

 

★昼11:30~13:00

昼食作りと昼食を食べる時間です。

今日はチャーハンを作りました。(今日はわたしが主に作りました!)

「まぁ、及第点か・・・」という皆の反応に胸を撫で下ろしたのでありました。。。

※必ず自分達でご飯を作るようにしているため、知らず知らずのうちに

料理の腕がスキルアップします。(たぶんですけれども・・・)

 

★13:00~14:00

午前中の続きの仕事をしていきます。

決してサボってなんかいませんよ。ですよね、社長?(苦笑)

 

★14:00~17:00 白浜港近くにある「新」事務所の清掃

このたび、LBカヤックでは西表島の端(西部)から端(東部)を結ぶ

沖縄県道215号白浜南風見線の最も西にある「白浜」に

事務所?拠点?を新たに設けました。

 

西表の中でも屈指の景色が見られる白浜。最高の場所です☆

※一応、わたしはその新事務所の支店長をさせていただくことに

なったのですが、店長らしきことはまだ何も・・・

うんうん、これから頑張ればOKですね!

 

そんな白浜事務所の掃除をここ数日毎日行っています。

今日もガイド廣瀬とせっせと作業にとりかかります。

高圧洗浄機で汚れを落としました。

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★17:00~20:00

さぁ、お腹も空いてくる時間。

お待ちかね、夕食の時間です。

・・・の前に、夕食を「作る」ですね。

今日は(今日も)ガイド金原、別名「金原寮長」「金原料理長」が

腕を奮って中華丼を作ってくれました。

激「 ぅんっまっ!」でした。ほんとに美味かったー☆

 

夕食作りと平行して、ガイド廣瀬&萩原は

「ムーチー」(餅菓子)を作りました。

(ムーチーの日は1月27日だったので、ちょっと過ぎちゃいましたが・・・)

※ムーチーとは、家内安全や無病息災、とりわけ子どもの健康と安全を

願う行事で、月桃の葉に包んだ餅菓子を作り、仏壇や火の神(ヒヌカン)にお供えをする。

 

というわけで、前回のサーターアンダギーでお菓子作りの信用を

勝ち取ったガイド廣瀬をメインにムーチーを作りました。

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という感じで、ムーチーも「 ぅんっまっ!」でした☆

 

そんなこんなで一日が終了。

結構一日があっという間なんですね。

そして中身も濃い!(ですよね?)

 

次回はまた今日とは違う一日をブログで紹介したいと

思います。

 

今日はこれにて。

 

ガイド萩原(写真/文)