Archive for 4月, 2017

さぁ、世界へ

こんにちは!
ガイド廣瀬です。

 

先日、上原地区の民宿、ホテル、居酒屋など様々な場所を

合計30箇所くらいこのポスターの掲示のお願いをしに訪問させていただきました。

 

18136820_644841955713132_1570930681_n
沖縄県が世界自然遺産登録へ向けて作成したポスターです!

 

そう現在、西表島、沖縄本島北部やんばる鹿児島県の奄美大島、徳之島。
これらの地域を合わせて世界自然遺産登録へ向けて、
国、県、町が活動をしているのです。

 

 

このポスターは沖縄県が作成したものですので
沖縄本島北部のやんばる、そして僕が暮らしている西表島に
生息している動物たちを載せています。

 

 

イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナカンムリワシ、リュウキュヤマガメなどなど
見ているだけで楽しくなるポスターです☆

 

様々な場所にお願いをしに行きましたが
皆さん、とても快く受け入れてくれて
『おぉ!いいねー!!』と言ってくださりました。
こちらとしても嬉しいばかりです。

 

ある定食屋のおじぃは
『こんにちはー!』と言って入っていくと
座敷で昼寝をしている所でした(笑)
びっくりして起き上がり、面識のある

僕だとわかってなんだか初めは不機嫌そう。。。

 

 

ですがポスターを見せて、お願いをすると
『おい!これもう一枚ないば?二枚貼り付けて冊子に張って
外からも店内からも見えるようにしたら良いはずよ!』
と言うので2枚、渡して掲示をさせて頂きました。

 

また違う定食屋さんでは
『あぁーわかったそこ置いておいて!』
と急がしそうにしていて本当に張ってくれるか
不安でしたが、翌日お昼を食べに行ったら
ちゃんと張ってありました!!
しかも目立つところに。

18136856_644446769085984_1989211491_n

18120411_644446752419319_1433295592_o

 

カツ丼、でーじうまい!

18119686_644446659085995_213488161_o
最後になりますが、このポスターを貼る1番の理由。
世界遺産を推進します!というわけではない。
西表島が世界自然遺産の登録を目指している
ということをより多くの人に関心を持ってもらうことが
一番の目的なのです。

 

国はユネスコに、既に推薦書を提出し
今年の夏ごろにはIUCNによる現地調査が行われます。
そして、来年の夏ごろには登録の可否が決定します。

 

ここまで、話が進んでいるにも関わらず、
まだまだ島内には世界自然遺産登録に関して
浸透していない部分が多々あります。

 

もう今更なのかもしませんが
様々な意見を出して頂きたいと考えております。
そして議論をして、より良い西表島になれるよう
島民が積極的に取り組んでいけるようになれればと思います。

 

世界自然遺産登録の一番の目的は
この自然をいつまでも残し続け後世に繋いでいくことです。
決して、お客さんを増やすため、などではありません。

 

世界自然遺産登録を西表島をよりよくするための
ひとつのきっかけにしていければと思います。

 

これからも活動を続けて参ります。

 

西表島に来られた際は島のいたるところに掲示がされていますので
是非ポスターを探してみてくださいね!

エル・ビー・カヤックステーションが考える「エコツアー」とは

20150603_125945

エル・ビー・カヤックステーションでは自然体験ツアーを実施しております。
皆さんに分け隔てなく西表島の素晴らしい自然を身近に感じてもらいたいという意識のもと
エコツーリズムやエコツアーの概念をとりいれたプログラムを行っております。

 

エコツアーやエコツーリズムとは何なのか?

 

聞きなれない言葉だと思いますが、エル・ビー・カヤックステーションが考える
エコツアーとは、「持続可能な自然利用と自然を守ることを両立させること」
自然を守りながら、次の世代(子や孫の代)に伝え残していくこと。
今ある西表島の自然を楽しみながら、
その自然がある理由、歴史に思いをはせてもらえればと感じています。

 

自然が残っているのは、自然を残してくれてきた人たちがいたから。
島という閉鎖的な環境の中、自然の恵みに感謝し利用する生活。
取りすぎてもダメ、取らなくてもダメ。
そういう自然のリズムに調和して、お互いがお互いを理解しあうバランス。

 

昔の人々はそういうバランスを大事にしてきたのではないでしょうか。
自分だけが良くなればいいのではなく、周りの人々とも幸せ、喜びを分かち合い、
それを与えてくれている自然に感謝する。
そういう感謝の心が今の西表島を作ってきたのだと考えています。

 

昔と違い、道路は整備され車も増え、
ものも買えるような便利な生活ができるようになりました。
昔は違ったと、先輩方はおっしゃります。
世の中は、全てのものを手に入れることはできず、
常に何かと引き換えに失わなければならないものなので、
便利と引き換えに失ったものもあると思います。

 

ヒトの生活は時代と共にあるもの。
先人達が子孫の為に必要だと思ったものが作られ、残されてきた。
そんな歴史の結晶が、この西表島として存在しています。

 

そして、今、その西表島で生きる僕たちが考えなければならないこと。
それは、今後、何を残していきたいか。何を残すべきか。
それを真剣に考えなくてはなりません。

 

エル・ビー・カヤックステーションは
社長をはじめガイド全員、西表島の自然が大好きです。
自然を利用させてもらいながら、生活をさせてもらっています。
そのような島で生活させてもらうことで、見えてくる小さな変化。
何も変わっていないように見えて、刻々と変化し続けています。

 

大きなものでは地球規模の気候変動による影響。
小さなものでは、私たちの生活の変化による影響。
そのような変化が積み重なって、目に見える変化として現れます。

 

日々の生活の積み重ね。
使う洗剤の量を減らすとか、環境にやさしい洗剤や燃料を使うとか
できるだけゴミは出さないような生活を心がけるとか
日々の生活で少しずつでも心を入れ替えていくと
大きな結果として戻ってくるのではないでしょうか。

 

私たちも全てができているとは言えませんが、
少しでも自然を守ることに貢献できれば
そういう思いのもとで、日々ツアー、生活をしています。

 

自分たちの生活をもう一度見直す。
自然体験ツアーに参加してもらうことで、
そのようなキッカケになってもらえれば嬉しいです。