サガリ花

■Decchi Kn
事務所の裏のサガリ花が咲き始めている。
夜に咲き朝に散る一夜限りの花は、
川辺や湿地帯に群生する。
自然の中では、散った先は川や沼地。
水に浮かぶ花がとても美しい。
湿地を埋め立てた集落に残るサガリバナ。
集落の中では散った先は水でなく、道路。
東から昇る太陽は尾根に隠れている。
山陰に散ったサガリ花は、
もうしばらくそのままの姿で。
夜に咲く花もきれいだし、水面に浮かぶ花を
カヌーで見るのも非日常の美しさを持っている。
昔は田んぼの猪よけの垣根に使われた。
集落と自然をわける役目は今も昔も変わらず。
この場所に花を咲かせる意味を知れば、
道路に落ちるサガリバナこそ美しい。
■Decchi Kn
2012年さがりばな通信を更新中!
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