冬の大潮。真夜中の干潮のマイナス潮位。まとめ

こんばんは。ガイド廣瀬です。

 

冬の大潮(満月、新月)の真夜中の干潮時、潮位がマイナスになります。

すなわち、普段水中にあるサンゴがむき出しになるほど

潮がめちゃくちゃ引いてしまうということ。

 

そして昨日、新月を迎え

今回の大潮が今シーズン最後のマイナス潮位となりました。

 

ガイド廣瀬はこのマイナス潮位が作り出す

不思議な光景や現象に魅了され、計8回も真夜中の海へ!

 

今回はその総集編を皆様にご紹介したいと思います。

 

まず初めに驚いたのはサンゴが水面から顔を出していること!

普段は水中にあるサンゴがむき出しに。

普通じゃ考えられない、不思議な光景がそこには広がっていました。

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更に驚きなのが魚たち。

昼間見かける時は、その巧みな泳ぎで

絶対に素手では捕まえることはできません。

 

しかし夜は魚も寝る時間。

横になっているものや、頭を突っ込んでいるもの

動かずじっとしているものなどなど

様々な魚がぼーっとしていました。

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しかし中には夜になると活動し始める魚もいます。

よく見かけたのはこのウツボ。

ほかの魚がぼーっとしている中ウツボだけが

元気に泳ぎ回っています。

近づくと、意外と可愛い顔をしています。笑

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次によく見かけるのはカニ。

様々な種類のカニが夜の海を歩きまわっています。

その姿はどれもユニークなものばかり。

皆さんはどのカニが好きですか?笑

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ここからはよくわからん生き物を紹介。

まずは棘皮動物といわれるウニ、ヒトデ、ナマコ。

 

ガンガゼ。超接写をすると

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オニヒトデ。サンゴを食べてしまう嫌われ者。

接写をすると・・・ものすごいトゲ!

このトゲには毒があるので要注意。

O OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ナマコ。本当は黒い体をしています。

砂をまとって強い日差しから体を守っている。

という説が。まだ詳しいことは分かっていないようです。

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その他番外編として

カツオノエボシ。猛毒があるクラゲの様な生き物。

これまた接写をすると、とても綺麗に映る。

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これはなんだか分かりますか?

実は小さなタコ。周りの景色に擬態しています。

かろうじて目だけ見えています。

これを見つけた自分にも驚き(笑)

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海の人気者、カクレクマノミにとっては

マイナス潮位は一大事!

イソギンチャク宅はぺたっとなりクマノミは窮屈そう。

満ちてくるまでの数時間の辛抱です。

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そしてそして最終日に出会ったのは超大物!

なんとウミガメ!!

取り残されてしまった様子。

寝ぼけているのか、ぼーっとしていました。

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最後の最後にこんな出会いがあるとは。。。

今年の運はこれで使い果たしてしまったかもしれないと

思うくらい衝撃的でした。感動です。

 

今回紹介した以外にも海には

まだまだ生き物がたくさんいます!

私はもともと陸上の野生動物を専門に勉強をしてきましたが

西表島に来て海をかじったら、止まらないほどにハマっております。

何故、先に海から勉強を始めなかったのかと思うほど。

海に行けば必ず生き物に出会います。

そしてそれぞれの生き物がとても個性的で色や形も様々です。

この生き物はどこが目でどこが口なのか!?と思わせるものまで。

あらゆる生き物が海にはいます。

 

山ではこれだけ多くの生き物を見つけるのは至難の業です。

西表島はジャングルばかりが注目されがちですが

海にも素晴らしい生き物がたくさんいます。

 

この豊かな海を、自然をいつまでも残していけるよう

これからも、まずはこの素晴らしい自然を

ガイドとして皆さまにお伝えできればと思います。

 

ガイド廣瀬(写真/文)