西表島横断

先日の日曜日、船浦中学校の西表島横断がありました。

3年に一度の一大イベント!

子供たちに西表島の自然に親しんでもらうこと、

お互いに助け合い過酷な旅を達成することを目的としているイベントです。

 

LBガイドも、子供たちの付き添いとして参加させてもらいました。

朝7:30

眠い目をこすりこすり、出発地点の浦内川に集合です!

12208101_431977496999580_823006004_n

浦内川は以前のブログで書いた川。

(詳しくは→ https://lbks.jp/blog/?p=5203)

O

校長先生からお話を聞いた後、それぞれの班にわかれて出発です。

O

船を使って軍艦岩まで向かいます。

O

この前は昼だったので、朝に乗る船は景色も違うように見えます。

この日は天気もよく、朝陽が美しい景色を演出します。

船に揺られること30分

軍艦岩へ到着です。

O

まずは、ここから西表横断道の入口、カンピレーの滝へ向かいます。

カンピレーの滝は、以前のさんぽで行った所

神さまが座る滝でカンピレーの滝。

今回は、前回と違い、多人数での移動です。

事故・怪我に注意をしながら歩を進めます。

O

まずは、先発隊。

隊長を筆頭に、教頭先生、森林管理局の方が道を切り開きます。

O

 

途中途中、自然解説を聞きながら進めていきます。

この日は暖かく、トカゲなどの生き物が多く出てきてくれました。

浦内川周辺にはイノシシが多いみたいで、イノシシの痕跡が数多く残されています。

O

 

川沿いには、人よりも大きい岩が転がっていたりと

ダイナミックな自然があらわになっています。

O

後続の班も続々とカンピレーに向かってきています。

O

滝の横を抜けていくと、上流にポットホールと呼ばれる穴が空いています。

O

 

昔、西表島には男の神様しかいなく、女の神様を呼ぶために

西表島には宝石がたくさん入った壺がある。と知らせたという言い伝えが残っています。

その壺がこの穴。

中に入った石が川の水の流れにより動き、削れて大きな穴になっています。

心なしかハート型!

O

 

途中、地図が載った看板が立っています。

ここまで、2.6km

今回は仲間川展望台まで歩くので、残り9.95km

まだまだ序の口です。。

 

 

O

 

カンピレーの滝を超えると、横断道入口!

やっと、入口に到達できたと喜ぶのもつかの間

ここから本格的な山道に入るので、注意するように!!

と、隊長から檄がとびます。

O

 

横断道は、基本、自然道ですが所々標識が立っており

道に迷わないような目印になっています。

標識には番号が書いてあり、大富口まで24本の標識が立っています。

よい目印になりそうです!

O

 

横断道はもともと、電話線をひくための道で、電話線を通していた時代もあります。

その名残で、途中途中に電話線の碍子が残されています。

木の中央付近にある丸く白いものが碍子。

O

 

場所によっては、地面に落ちてしまっているものも見つけれます。

O

 

今回の横断をするにあたって、自然道の整備がされています。

子どもたちが怪我をしないように

歩きやすいようにと、地域の人々が協力して

このイベントを作っています。

倒木などは、事前にチェンソーなどで除去します。

O

 

とは言っても、自然の中

緑が生い茂り、道をふさぎます。

厳しい自然がそこに横たわっています。

O

 

覆いかぶさる木々は、日よけにもなってくれ

厳しい中にも優しさが感じとれ、自然と一体になったような感覚を味わえます。

O

 

木のトンネルを抜け、歩く道はまさにジブリの世界。

12204831_431977523666244_1431408485_n

木陰は緑が濃くなり様々な緑が身を包みこみます

O

 

拾った枝を杖がわりに、道なき道を進みます。

O

 

道の途中には、湧水もあり

乾いたのどを潤してくれます。

水道水に比べ、ミネラル分が多いのか少し硬く感じます。

ひんやりとした水は、まさに山の恵み

水の豊富な西表島ならではの恵みです。

O

 

山道を進んだり、水辺を通ったり。

自然のさまざまな表情をうかがえます

O

 

12:00

水辺で昼食。

つかの間の休息。

ガイド飯田は朝寝坊したため、白米に梅干しのみ

日の丸弁当。。。

 

ただのご飯と梅干しですが、とてつもない御馳走に感じます。

運動した後、自然の中で食べるご飯の美味しいこと。

これは、この場に来た人にしか感じられないことだなと、しみじみ思います。

 

人間は、食べないといきていけない動物。

食べることは、とても重要で、かけがえのないものだなと感じました。

普段の生活では、食べることは当たり前過ぎて無意識に食べてしまっているけど

食べることができる有難さ、幸せさを改めて認識させられます。

食べれることに感謝、生かされていることに感謝です。

O

 

清らかな流れのもと食べる食事は、身も心も癒されます

O

 

昼食後は、再び山道へ

ロープを使った崖登りなど、険しい道が続きます

O

 

沢を渡ったり

 

O

 

崖では、お互いに声をかけあって励ましたりもします!!

お互いがお互いを思いやる気持ち

その気持ちがあればこころもやさしくなります。

O

 

足が埋まってしまうような沼を越え

O

 

時々、休憩

O

 

川はどこも水が綺麗で、

水の流れる音に耳を澄ますと

どこか遠くの外国へ行った気分

 

O

 

ジャングルには、変わった形の植物

O

 

綺麗な花も咲いています。

花の香りに誘われて蝶がヒラヒラと舞っていたり

どこか楽園の雰囲気。

12212486_431977516999578_171931269_n

歩き続けること約10km。。

皆、声も出なくなり、疲れています。

いくつ登り降りしたかわからなくなった頃

ふと視界が開けます。

いつもそうですが、ゴールは突然にやってきます。

コツコツと一歩づつ歩みを進める。

そうして意識が無くなりそうな時、目の前にゴールが姿を現します。

O

 

17:00

校長先生が出迎えてくれています。

O

 

標識も心なしか神々しく見えてきて、感動的。

O

 

山道を終えて、遊歩道を進み

最終目的地の展望台へ。

O

展望台から見る景色はまた、一段と雄大で

西表島の自然の雄大さ、

自然の美しさ、自然の厳しさを全てかんじられた横断でした。

一緒に行った子どもたちも、そのような想いを胸に抱いてくれてたら幸せだな。

素晴らしい自然、人に囲まれている西表島。

改めて、自然、人に惚れ直した旅でした。

12188434_431977533666243_1654148043_n

20:00

最後は、恒例のブガリ(おつかれさま会)

温かい豚汁、おむすび、刺身、てんぷらと、御馳走が並びます。

疲れた身体には温かい食べ物が何より。

そして、大人にはビール

事故・怪我等なく終えれた安堵感からか、いつもより美味しく感じます。

 

いろいろな人たちに支えられて一つのイベントが行われる。

自分も誰かの手助けになれたのかなと思いながら

全ての人に感謝感謝です。

素敵な想い出を、ありがとうございました!!

 

ガイド飯田(写真/文)、ガイド廣瀬(写真)