五月ウマチーとイリオモテヤマネコ

今日は五月ウマチー

こんにちは、ガイド飯田(@guide_iida)です。

個人的には「ロックの日」の方が気になりますが、

沖縄では重要な行事のウマチー。

カレンダーでは青文字で書かれています。

ウマチーとは

集落の中にあるお詣りする場所(御嶽:うたき)へ神酒や供物を供え、

豊穣祈願・感謝、集落の繁栄祈願を行う行事のことです。

現在、一般的には旧暦2,3,5,6月の15日がウマチーとされています。

旧暦5月のウマチーは豊作を祈顧する稲の初穂のお祈りになります。

 

西表島では稲が実っています

西表島では、段々と稲穂をつけ始め、お米ができてきています。

2月末ぐらいに植えるので、6月ぐらいには実をつけます。

7月ぐらいに収穫を迎えます。

本州に比べて西表島では、稲のなる時期が早いので

夏に稲がなるという不思議な光景です。

 

一面黄金の稲穂

稲の成長が早い、早稲(わせ)のものを使う農家さんもいるので

一面、黄金色に輝く田んぼもあったり。

西表島では年間2回、稲を植え、稲刈りする(二期作)ことが多いので

早く穂がなるよう工夫していたりもします。

 

西表島のお米を買うには

西表島のお米は西表島島内のスーパー、フェリー乗り場においてあったりします。

2年前ぐらいから「ミルキーサマー」という

新しい品種を西表島でも作っています。

ぴかりゃ~の蒸しパンにも使われていたお米です。

 

黒紫米というお米もあります

白いお米だけでなく、黒紫米(こくしまい)という黒いお米も

栽培していたりして、意外にお米作りが盛んです。

お祝い事などに食べられるお米です。

甘みがありますが、やわらか過ぎない美味しいお米です。

 

水田はイリオモテヤマネコが出やすい

昔は、川の上流にも水田が広がっており、

その水田沿いに集落があったという歴史もあります。

本州でいう里山と同じ役割をしていたようです。

 

ヤマネコのエサ場

島の先輩方に話を伺うと

川の上流にある水田にはイリオモテヤマネコが来ていた

とおっしゃられます。

水田には、カエルやトカゲといったヤマネコのエサがたくさん生活しています。

ヤマネコもエサを探しによく現れていたようです。

 

人の暮らしとヤマネコ

水田の近くに人の暮らしがある。

ニワトリなども飼っていたので、

ニワトリ目当てにヤマネコが下りてくることもあったようです。

ヤマネコにとっても、ごちそうだったのでしょうね。

 

里山の減少

日本で段々と減っている里山。

西表島でも水田が山奥ではなく、

便利な道路沿いに移動してきたという歴史があります。

本州ではクマが街に出没したり、西表島ではヤマネコが交通事故にあったりと

動物と人間の共存、共生が日本全体の問題となってきています。

 

エコツーリズムという仕組みの利用

どういう対策をたてていかないといけないか。

私たちの世代が提案し、行動していかなければならないなと感じます。

その一つの手段としてエコツーリズムが利用できるのでは。

そんな思いで日々活動しています。

 

西表島の夏の風物詩

西表島にお越しの際は、黄金に輝く田んぼも見てみてください。

イリオモテヤマネコに出会えるかもしれませんよ!

 

ガイド飯田(写真/文)

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