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安心安全なツアーを。石垣海上保安部との合同訓練!

もしもの時の為に。

石垣海上保安部との合同訓練開始

こんにちはガイド廣瀬です。

 

先日、西表島でダイビングやシュノーケリング、カヌーを使った

ガイドをしている業者を対象に石垣海上保安部(海上保安庁)との

合同訓練が開催され多くの方々が集まりました。
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私たちは、この訓練に毎年参加をさせて頂けていますが、こんなに多くの人が集まるのは初めてです。

ざっと、約50名以上はいたでしょうか?

 

一昨年より、去年より、明らかに多くの人が集まっております。

安全に対する意識が島全体で上がってきていることを実感しました。

 

海上保安部に通報

まず初めは、座学から。

海難事故が発生し、海上保安部まで連絡をして
実際に救助に至るまでの流れを確認しました。

まず、陸でのなにか事件や事故が起きた場合は110番!ですよね。
火事や怪我が起きたときは119番ですね。

それでは海での事件や事故などに関しては、
何番に通報するか皆さんはご存知でしょうか!?

正解は・・・118番です!!
これが海上保安庁の電話番号なのです!
しかし大事なのはここから。

5W2Hをしっかりと伝えることが大切!

When(いつ?)、Where(どこで?)、Who(だれが?お客様orガイド)、What(何をしている?)、Why(なぜ?)
How(どうのような対処をした?)、How much(人数は?)

この内容を電話をした際に聞かれるので、しっかりと答えられるとよりスムーズな救助につながります。

何かトラブルが起きて、連絡をした際、一番不安に感じるのはお客様です。

ガイドがいかに冷静に判断をして、スムーズな連絡が出来るか、

二次災害を防ぐためにも、ガイドはしっかりとした対応が必要と感じました。

海上訓練開始

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午後からは海上に出て、訓練です!

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出航してすぐに、やっぱり西表の海は綺麗だ。と改めて感心。

ダウンウォッシュ

まずは、毎年恒例のダウンウォッシュ体験!

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海上にてヘリから救助されることを想定して、行われます。
その際のヘリが起こす風圧を体感するものです。
しかし人数が限られるため、抽選で選出。

今年も運がなく落選。。。来年こそはやるぞー!!(泣)

体験者の話を聞くと、とにかく風圧がすごいと。
実際は海上保安部の方が先に下りてきて支えてくれるそうですが、
お互いがつかまっていないと流せれてしまうのだとか。
そしてカヤックなどが近くにある場合は巻き上げられたりして危険なので

降りて、救助される際は乗り捨てなければなりません。

まず、優先するのは人命ということですね。

海上での救助方法&船への引き上げ

その後は水上での救助方法、そして、船への引き上げ方法の訓練です。
海上保安部の方、あの“海猿”から直々に指導をしていただけました!

海上での救助方法

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ライフジャケットにロープをくくりつけて救助に向かいます。
両手を袖に通し、泳いで近づき要救助者の腕を通して着させます。

コツをひとつ、教えてもらっただけでとてもスムーズに救助が出来ました。

船への引き上げ

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その後は、船へ引き上げ。勢いをつけ、引き上げます。
技術と体力とを兼ね備えておかなければなせないことです。

要救助者を安心させること

しかし一番大切なのは要救助者を安心させること。
パニック状態では救助もできません。
『大丈夫ですか?』ではなく『大丈夫ですよ!!』 と声をかけることが大切です。
そして後ろからぐっと抑えて自分の強さを伝えることで安心感を与えます。

さすが“海猿”です。

日々訓練をして、実際の現場に出ている人から直接指導して頂ける機会は
なかなかないことですので、今回の訓練を通じて更なるスキルアップに
繋がりました!!

もしもの時はいつ起きるか分かりません。
その時のために日々訓練を欠かさず努めて参ります。

安心安全なツアーを常に心がけ取り組んで参ります。

現場対応訓練で考えた3つのこと

現場対応訓練に参加してみて感じた3つのこと

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現場対応訓練は行動に移すための練習

予防が大事

まずは日ごろの安全が第一。
事故、怪我が無いように私たちは安全なツアーを心がけています。
危険だなと思うところは避けたり、天候などの状況は現場で判断し
ツアー行程の組み換えを行ったり。
実はガイドはおしゃべりしているだけに見えても
五感をフルに活用しながらツアーを行っています。

万が一に備えて

安全なツアーを心がけていても、100%起こらないことはありません。。
今回は、ピナイサーラで救助者が発生したという想定のもと、
現場対応訓練を行ってきました。
現場で起こしてはいけない事故ですが、いつ何時起こるかは誰もわかりません。
事故を起こさないに越したことはありませんが、万が一起きてしまった場合、
事故現場に遭遇した場合、適切な判断、行動ができるようにする訓練です。

固まらずに行動に移せるか

街中を歩いていて、突然前に歩いていた人が倒れることがあるかもしれません。
ビックリすると思います。
しかし、そこからビックリしたままではなく、行動に移せるかどうか。
ここが分かれ道になってくると思います。
自分と関係のない人だから、悪化させてしまったらどうしよう。
そんな不安があり、その場から逃げたくなる気持ちも出てくるでしょう。
しかし、そういう時の対処法さえ訓練していれば、
行動には移せる。行動に移せば、次に何をしたらいいか考えることができる。
とにかくやることが大事、思考停止・恐怖に支配されてしまうことが
一番怖いなと感じました。

ガイドの危機管理能力が問われる

瞬間で判断するチカラ

ガイド自身もフィールドに入り、自分たちの経験などから
危険だ!危ないな!と感じることがあります。
そういう場合は、無理をせず瞬時に状況判断をくだし
次の行動を決めていく。
感じ、考え、行動する。
この時間をできるだけ少ない時間でできるように。
その場の状況のなかで一番適切な答えを得、躊躇せずに行動に移す能力。

日常生活の中からつちかわれる能力

これは現場に入っている時だけでなく、
日常生活の行動からも訓練することができます。
日常行っていることしか、発揮できないのが能力です。
日頃から何にでもチャレンジすることによって
幅広い選択肢を持つことができます。

危険をマネジメントする

習慣がその人をつくる
ベンジャミンフランクリンも言っていますが、
よい習慣を身につけることがその人自身をよい方向へと成長させます。
以前は、空を見て綺麗だなと感じるだけでしたが、
今は空を見あげ、空の色、湿度、雲の流れ、
高高度の上空、中空、低空の雲の流れ
などを見て、今後天気がどう変化するかを予測する。
そんなことも行うようになりました。
気象はデータと、連続的な科学的現象の組み合わせから導かれる確率
で説明できるものなので、朝気象データを頭に入れ
現場でどういう状況になっているかを想像しながら
今どういう状況なのか、次にくる変化は何なのかを考えることができます。

繰り返すことによって磨いていく

繰り返しによって身につく

プロスポーツ選手も血がにじむような練習を何度も何度も重ね
高いパフォーマンスを発揮することができます。
練習を1日でも欠かすと、取り戻すのに3日はかかると言われるほど
日常からの練習、訓練が大事になってきます。

徐々に精度をあげていく

繰り返すことによってできるようになります。
できるようになってもそこで満足せず
どうしたらもっとよくできるだろうか。
どうしたらもっと効率よくできるだろうか。
そのようなことを考えながら自分なりに工夫していく。
そういった姿勢が大事になってきます。

年齢に応じた技術を身につける

自分はガイドとしては年齢が高めです。
毎年ヤマネコマラソンに参加したり、救助訓練に参加したりして
体力を維持しているつもりですが、
加齢には勝てずに、身体のパフォーマンスが徐々に落ちてきています。
昔はもっと早く長く強く活動できたのに。
今でもあのくらいはできるだろうと思っていても、
身体がついていかない場合がでてきました。
若いころはパワーで解決できていたことも、今では難しくなってくる。
そこで大事になってくるのが、足りないものを補う力。
ただヤミクモにやるのではなく、原理や目的を考えながら
頭をフルに回転させて行う。
自分の能力を自分でわかることも大事です。

まとめ

意識的に日常を過ごすことがガイドとしてのスキルアップ
人間としての厚みが出てくるのではないかと気づかせられました。
誰かに安全を与えるためには、まず修身。
心、技、体を充実させ、自己を修めることが大事だなと感じました。
 
 
ガイド飯田(写真/文)

水難救助員、シュノーケリングインストラクター資格更新講習

本日は沖縄マリンレジャーセイフティービューロー(OMSB)主催の

水難救助員、シュノーケリングインストラクターの継続講習へ行ってきました。

 

エル・ビー・カヤックのガイドは全員、OMSBの水難救助員、シュノーケリングインストラクターの資格を保有しており

安全、安心なツアーを心掛けています。

 

今回の講習は石垣島で開催されるため、全員で石垣島へ行ってきました。

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最初に座学で、過去5年間の水難事故の推移を学び、

沖縄での水難事故の多さを目の当たりにしました。

自分達も気を付けなければならないな。

そんな、気持ちに改めてさせられる出来事でした。

観光の方の事故もありますが、米軍の方が水難事故を起こす事例もあり

自然の脅威と偉大さ、人間の感受性を磨く必要があること。

そのような事を感じ、感覚の鋭いガイドを目指さなければなと思いました。

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また、サンゴに関しての講義もあり

カヤックだけではなく、沖縄独自の生き物、自然を勉強させてもらういい機会にもなりました。

サンゴが人の住んでいる島の側に生育していることの貴重性。

サンゴが造り出した造形物を資源として利用できることの幸せさ。

そんな貴重で希少なものが身近にある有難さ。

西表島に住んでいると、当たり前のように身近にあるサンゴの凄さ

大切さを思い知らされる内容でした。

サンゴ素人のガイド飯田でも分かりやすく話してもらえ、

もっと、サンゴのことを知りたい、勉強したい!という気持ちになりました。

来年は、サンゴの素晴らしさを伝えれるガイドに成長したいです!!

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日本赤十字の方による

AEDの使い方、心肺蘇生の仕方についての講習もありました。

年に2~3回は講習を受けているので、

問題ないだろうと思っても、実際やってみると

案外、緊張して頭がちょっと混乱し、手順を忘れたり

上手くできないものだなと、改めて感じました。

あまり出くわしたくはないですが、

いざという時、しっかりとできるように

日常的な練習をもっとしていかなければならないなと感じました。

 

また、マニュアルの方も年々、細かく改正されているようで、

3年前には別の習い方をした所が変わっていたりしました。

日々、生存率を高めるために改訂しているので、

心構えも見習わなければ

そう思える講習でした。

 

日々、訓練、日々、勉強

ガイドとして人間として、まだまだ、成長していきたいです!

 

ガイド飯田(写真/文)

ガンバレ金原さん!!(第1弾。スキルアップキャンプ)

2016年2月末日をもって、LBカヤックガイド金原がアフリカへ旅立ちました。

LBカヤックのガイドの中で、最も古参だったガイド。

野生動物の勉強をし、西表島の自然の中で働いていましたが、

スケールの大きな金原にとっては、西表島は狭すぎたのかもしれません。

西表島への愛をたずさえながら、新天地アフリカへ!!

 

金原のガイドは体験できなくなりますが、引き続きご愛顧いただけたらと思います。

金原もツアーに参加いただいた皆様へ大変感謝しておりました。

ありがとうございます!

そして、ちょっと遠いですが、アフリカにも遊びに行ってみてください!

我々も少しさみしくなりますが、金原さんの夢に向って元気に送り出したいと思います。

 

ガイド金原へのエールを込めて、『ガンバレ金原さんブログ』を更新していきたいと思います。

第1弾はスキルアップキャンプ!

ガイド金原の勇姿をお楽しみください。

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時をさかのぼること2ヶ月あまり。。

2016年2月。

西表島、LBカヤックキッチン内。

 

「ガイドとしての力量を上げる」

ある日の飲み会の最中、突然社長がそんなことを話し始めました。

 

ガイド全員「??」という表情で聞いているなか、

「ガイドたるもの、普段行っているコースだけではなく、

他のフィールドにも精通していなければならない

普段のコースは、比較的穏やかな場所で、守られている場所。

コースでは無い場所では、自然が直に襲いかかってくる。

その様な状況下でガイド自身の力量が問われる!!」

 

と言った話し合いがもたれ、

皆のスキルがお互いにどれくらいかわからない。

スキルもブラッシュアップして更に高める必要がある。

ことから、キャンプをしようということになりました。

 

何故、キャンプかというと、

昔、社長がガイドをしていたころはキャンプツアーを行っていたようです。

今、自分達がガイドするツアーは、全て日帰りツアー。

自然の中に宿泊するキャンプとは全く違い、自然の中に入っている時間も短いです。

キャンプ経験者の社長にとっては、とても簡単に思えるもの。

キャンプをする事によって、生活のスキル、モノが無い時どうしたら良いか考える力、

精神力、胆力が身に付くという事を経験から知っています。

そのことを自分達にも伝えたい、そういう想いからキャンプをする事になりました。

 

寒風吹き荒れる中、社長主導のもと、ガイド全員でスキルアップキャンプへ行ってきました。

全てが初体験のツアーの始まりです!!

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西表島の南に位置している、南風見の浜から出発。

この浜からカヤックで出発するのも初めての経験。

事前に地図を見て、地形は頭に入れていましたが、

実際に現場を見てみると、地図には記載されていない小さい岩が行く手をさえぎります。

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岩岩を抜けていくと一面、浅いリーフ。

満潮の時刻を狙ってきたのですが、準備に手間がかかり、

一番満ちている時間帯が過ぎ、潮が引き始めています。

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予定は未定。

そんな言葉が頭をよぎります。

漕げる所まで、漕ぎ、浅すぎる所はカヤックを引っ張って進む事に。

所々、リーフの切れ目があり、落とし穴のように亀裂が走っています。

水温も低いので、落ちたら大変。

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足下に十分注意を払いながら、慎重に進みます。

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そして、見えてきた、『豆腐岩』

豆腐のように見えるから、通称、豆腐岩。

綺麗な四角い形をした巨岩です。

どうやってできたのでしょうか。

崖が崩れて落ちてくるには崖から遠いところにあるし、

風や波で削れてできたにしては、四角過ぎるし。。

謎の多い岩です。

人が横に立つと、その大きさが際立ちます。

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ん、タコを見つけたようです。

しきりにタコ!タコ!と社長が叫んでいます。

ガイド廣瀬がダッシュ、タコを観察しに行きます。

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そんな、遊びをしている内に潮が完全に引いてしまい、

カヤックが珊瑚の上に打ち上げられてしまいました。。

目的地まで、あと100m

仕方ないので、全員でカヤックを持ち上げて運びます。

普段、ツアーでも準備の際や片付けの際にカヤックを運ぶのですが、

それは、足場の良い場所。

今回は、ゴツゴツとした岩の間を抜けていかなければなりません。

足をとられ、バランスを崩しながら、やっと1艇。

残り2艇もあります。。

心がくじけそうになりながら、腕がちぎれそうになりながら

やっと全艇上陸!!

 

この時の達成感、疲労感は、かつて無いもの。

ゆっくり休憩しようかと思ったのも束の間、

今度は、宿泊地の設営です。

今回は、『テント禁止!!』のお達しが出ていたので、

ブルーシートを屋根代わりにして宿泊します。

ほぼ、野営です!

5人がかりで設営。

ブルーシートを屋根代わりにするなど、初めての経験なので、

社長以外、全員、しどろもどろ。。

あたふたしながら、ポールを立て、アンカー変わりの石でロープを張ります。

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何とか、形になった所で、ひと休み。。。

とはいきません!!

夕暮れが迫ってきているので、明るい内に夕食の準備。

キャンプと言えば、カレー!!

火をおこし、ご飯を炊き、カレーを作り、魚を焼く。

同時に進行させないと、夕暮れに間に合いません。

それぞれ、役割分担をして仕事を進めていきます。

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日が暮れる前にカレーができあがり、魚をほおばり

美味しく夕食を頂きました。

自然の中で食べる食事は、いつもより美味しく感じます。

味付けも凝ったものはできませんが、

シンプルな方が美味しい。

身体はシンプルなものを欲しているのでしょう。

普段の食事は、余分なものを摂ってしまっているのかな?

と考えさせられる食事でした。

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命を頂く、そのような行為が本能的であり、ありがたいことである。

命が繋がれていく。

そんな感覚を抱きながら、食物連鎖だなとしみじみと思います。

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お腹も一杯になった所で、早めの就寝。

翌日の天気は、大荒れになる予報なので、朝早く出発することに。

この様な自然の中では、一瞬の判断ミスが命取りになりかねません。

鋭気を養います。

元気なガイド3人はビーチ散策に出かけていきました。

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夜は焚火に火をくべながら、休みます。

少し寝て、起きる。

その繰り返しです。

以外にも寝袋が暖かく、テント無しでも何とかなるなと思いながら

うつらうつらと寝ます。

夜の12時を過ぎたころから、突然の大雨!!

大風も吹き荒れ、ブルーシートをバタバタと揺らします。

中央に立ててあった支柱が倒れ、社長に直撃!

 

多少のハプニングはあったものの、

ブルーシートが飛ばされるのことなく、無事、夜が明けました。

 

朝の空気はひんやりしており、

朝食の準備。

トーストに卵と残りのカレーを乗せて、カレーエッグトースト。

暖かいコーヒーが身体にしみわたります。

 

出発の準備を終え、カヤックに荷物を積み込みます。

リーフの外は波が高く危険なため、岸沿いを漕いでいこうと意思疎通を行い、

順番に出発!

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波が入ってきており、

途中ちょっとしたハプニングも起こりましたが、

無事帰還!!!

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命の尊さ、人間の小ささ、自然の偉大さ。

そして、生きるちから。

そんな全てを感じることのできた体験でした!

 

ガイド飯田(写真/文)

津波防災の日

今日、11月5日は何の日だか知っていますか。

自分は知りませんでした。

毎年11月5日は「津波防災の日」

 

気象庁のHPによると、

 

2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震による甚大な津波被害を踏まえ、

同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」において、

広く津波対策についての理解と関心を深めることを目的として、

毎年11月5日を「津波防災の日」と定めています。
11月5日は、江戸時代(1854年)に中部地方から九州地方の太平洋沿岸に

大きな津波被害をもたらし、

『稲むらの火』のモデルにもなった安政南海地震の発生した日に因んだものです。

 

とのこと。

津波対策の推進に関する法律というものがあるのも知りませんでしたが、

今日、竹富町でも防災訓練があるということで、参加してきました。

 

津波がきた場合、あなたはどこへ逃げますか?

高い建物の上、高台

いろいろあると思いますが、西表島は避難できる箇所が限られてきます。

しかも、海にも近い。

津波が来たら住宅街はのみ込まれてしまうでしょう。

 

そんな時に役立つのが防災訓練!

普段行かない避難場所の下見も兼ねての参加。

 

地震警報が発令!!

携帯電話に一斉に警報が流されます。

 

警報を見てから、避難開始。

LB事務所から一番近い避難場所へ歩を進めます。

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避難道入口

普段は、こういう看板立ってたなぁ

ぐらいにしか認識していなかった山道を進んでいきます。

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結構長い距離を歩きます。

坂道で、舗装されていないため

道が所々ぬかるんでます。。。

歩くこと20分

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道の先に避難小屋が建てられています。

この避難小屋は20年ぐらい前の群発地震の時に建てられたものと

社長が言っていたのを思い出します。

あの時は夜も眠れなかった。と言っていたのが印象に残っています。

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大勢避難できるように広場になっています。

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海抜は41m

ここなら津波も避けられそうです。

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避難小屋に続々と集まり、合計20人前後の人が集まりました。

それぞれ口々に津波談話に花が咲きます。

311の時に東京にいた人は、携帯の通知が鳴り止まなかったこと。

 

お世話になっている近所のおじいは、

70年前、大雨で西表島の浦内川に鉄砲水が発生し、

浜には数多くの遺体がうち上がっていた

家が水に浸かってしまい、お父さんにおんぶしてもらい避難した

という衝撃的な体験談を聞いたり

 

災害って恐ろしいなと改めて感じました。

横断で自然の偉大さを見せつけられた後だったので、なおさらです。

自然に対立するのではなく、自然と上手く付き合う。

自然の一部として生かしてもらうという気持ちが大事なのかなと感じました。

 

訓練をしてみて、改めて思ったのは、

事前の準備が重要だということ。

 

自分が行くであろう場所の近くの避難場所はもちろんのこと、

ツアー中に地震が起こったら、お客さんの安全確保をどうする。

などなど、色々な想定が頭をよぎります。

 

以前、参加した救助訓練でもそうでしたが、AEDの場所や

患者の様子、全て想定しなければならないことです。

 

そう言った、イメージトレーニングがあって

初めて緊急時に素早く動けるのではないでしょうか。

 

災害はいつ起こるかわかりません。

いつ起きてもいいように、準備を念入りにしていきましょう!

 

ガイド飯田(写真/文)

救助訓練

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今日は西表島カヌー組合の救助訓練へ行ってきました。

カヤック、カヌーを扱う業者さんたちが所属している団体が主催するもので

万が一の時のために毎年欠かさず訓練を行います。

 

午前中に救急救命士の先生を招き

心臓マッサージ、AEDの使い方、窒息時の対応、搬送の仕方など

基本的な救助方法を学び、

午後から実際のフィールドで、怪我人が出たと仮定して

担架を使った搬送を体験しました。

 

この訓練を実践でつかわなくてもいいように

日頃からL.B.カヤックのガイド全員、安全面には十分注意していますが、

いつ何があるかわかりません。

その時パニックにならないように、訓練しておく必要があります。

 

まずは、午前中の座学

心臓マッサージの方法は5年に1回改正されて、省略されたり追加されたりします。

前の改正では、呼吸の確認方法が変わったみたいです。

自分は去年受けていたので、内容は前と一緒でしたが、

普段使うことが無い技術

定期的に訓練を受けると、改めて気が引き締まります。

 

AEDも使います

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窒息の時に使う、腹部突き上げ法

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担架が無い場合の搬送方法

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多くの搬送者がいて、異様な光景です。

 

 

そんな講習で、一番心に響いたことを少しお話します。

それは、救急救命士の先生がおっしゃった一言でした。

 

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まず最初に「予」が大事とのことでした。

予想、予報、予測、予告等「予」はたくさんありますが

この時の「予」は「予防」の予

まずは、日頃の予防が大事!!

あとは、病院に連れて行くこと。

これが大事!!

心臓マッサージとかは付属の行為でしかなく、本格的な処置ができるのは病院

なので、病院に連れて行く方法を考えることが大事です!!

とのことでした。

 

あたりまえのことですが、心臓マッサージ等を習っていると

心臓マッサージをすればいいんだと思ってしまうのですが

一番大事なのは、病院に連れて行くこと

その途中で、必要ならば心臓マッサージをする。

 

ハッと気づかされました。

一番の本質を考えて行動する

普段やってないと、緊急時は尚更できない

そんなあたりまえだけど、あたりまえじゃないことに気づかせてくれた

救急救命士さん、ありがとうございます!!

 

 

 

午後からは、実際使っているコースへ出て

緊急時の搬送訓練です。

滝上で怪我をした設定です。

滝上から最寄の駐車場までエスケープルートを使って搬送する。

そんな説明を受け、いざ出発です!

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さすがに全員ガイドだけあって、足取りは軽く

普段の3倍ぐらいのスピードで山道を突き進みます!

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緊急時のみ使えるルート

普段見れない角度から滝を眺められました。

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滝うえに到着!!

手早く担架を組み立てます

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今回は訓練と言うことで、袋に詰めた砂を患者に見立てて運びます

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6人で運ぶのですが、

結構重たい。。

道がせまく、足場が悪いので危険です。

バランスが崩れると腰に重さがのしかかり

腰が痛くなります。。

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手がちぎれそうなぐらい大変です。。

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森の中を突き進みます

まわりの景色なんて見ている余裕はありません。

自分の汗で前が見えません。。

一刻も早く患者(砂)を駐車場に!!

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最後、安全な平坦な道で砂ではなく、実際の人に乗ってもらい、

より実践的に訓練を行います。

乗った人の感想は、

左右のバランスが大事

傾くと体勢的につらいとのことでした。

 

普段やらない搬送

訓練とはいえ、人ひとり運ぶのが

こんなに大変だとは思いませんでした。。

 

いい経験になりました。

このような搬送をしなくてもいいように、

普段から安全には十分すぎるほど注意してツアーを行っていきたいと

改めて思いました。

 

子どもの頃、教頭先生によく言われた

「家に帰るまでが遠足」という言葉が頭をよぎります。

 

無事に終わってこそ、いい思い出として心に残ります。

お客様にはいい思い出を持って帰ってほしいです。

明日からも、気を引き締めてツアーを行っていきます!!

ツアーに参加される皆さま、無茶をせず安全に楽しくツアーを行っていきましょう!

 

P.S.

今回行った心臓マッサージ、AEDの使い方などは

お近くの消防署や日本赤十字の支部等で定期的に講習を受けれます。

興味のある方、AEDって何?という方はぜひ、講習を受けてみてください!

皆が使えるようになり、1人でも多くの命を救える社会になったら素敵ですね。

 

ガイド飯田(写真/文)

 

石垣消防による応急手当の講習

ガイド國見です。

 

シーズンが始まる前なので、講習の日々が続いている。

今日は石垣消防による応急手当の講習。

 

BLS(1次救命)は、すでにたくさんの機会があったので、

今回は「応急手当」の講習となる。

 

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事が起きてしまえば、自分達にできることは、

ほんとうに僅かだが、知識と訓練は必要だと思う。

 

フィールドには、未だ携帯電波の届かない場所もある。

 

私たちに唯一できることは、手当てをして通報できる場所まで

移動することだろう。  「迅速に」

 

消防の方も言っていたが、大切なことは事故の予防。

浮力があれば溺れないし、備えあれば憂いなし。

 

改めて、何を優先してもの考えをするのか、整理する必要がある。

 

それにしても、デモンストレーションでやってくれた、

消防の方の綱裁き。目にも止まらぬ速さだった。

 

ガイド國見(写真/文)